このゲームの考え方自体が資本主義的なんだよね

ちょっと前の話ですが
よく神谷浩史絶望放送内で「その脊髄反射的なトーク辞めようよw」と言っていました
略して脊髄トーク

 

今日はそんな脊髄トークならぬ
”脊髄文章”になっております

 

予告していた
東のエデン考察を載せましょう


ただし重大なネタバレを含んでいます
重大すぎてネタバレしかないような文章です

なので劇場版を見てない方は今すぐ戻るボタンを押すかタブを閉じるかブラウザを閉じてください

 


TVアニメすら観てない方も同様

 

 

 

 

 


 


東のエデン劇場版Ⅰまで見たところの考察です

 


まず整理として

セレソンは全て番号で呼びます

No.1:物部
No.2:辻(劇場版の終盤で携帯が使えなくなる)
No.3:不明
No.4:近藤(既に死亡)
No.5:火浦(残金0になりサポーターにより消される。しかし劇場版で生きてることが発覚。)
No.6:映画監督(NYで2番の手先に捕まる)
No.7:不明
No.8:不明
No.9:滝沢
No.10:結城(行方不明だったが劇場版の最後に登場。自分で携帯を壊したらしい。)
No.11:白鳥黒羽(劇場版最後で9番をかばって携帯が使えなくなる)
No.12:不明(サポーターとの疑いあり)


さて、まず5番について
5番はアニメで100億使い果たし、サポーターによって消されたような描写になっている

が、劇場版では生きていることが発覚
記憶を消されて生きていた

ということは、金を使い果たしても命を奪われるわけではないのか
しかし4番の場合殺されている
直接刺したのはサポーターではなさそうですが
(もちろん流れから言ってセレソンゲームの範囲で殺されたのかは不明ですが


5番が生きているということからエデンでは
「サポーターは殺さないのではないか」
「そもそもサポーターというルール自体がデマなんじゃないか」
という意見も出ていた

だが、その場合5番の記憶を消したのは誰なのか
面識はあったようだった
ということはセレソンのうち、5番が会ったことがある人物ということになる

だから俺が考えるに、誰だかわからないけどサポーター自体は存在すると思う
そうでなければあのゲームは1番によって全てが片付けられてしまう
そうなった場合は1番がサポーターってことでしょ

まぁサポーターはゲームの監視役であり、上がりを目指すセレソンではない
という人物像が俺の中で勝手にできあがっているから、そういう結末はちょっと納得できないけど

 


そして一番気になるのは劇場版の最後
ミサイルで最初に落とされたジュイスはおそらく12番のもの
(よく見えなかったけど・・・ここ不確定なのでまだなんとも言えないです

以降勝手に最初に潰れたトレーラーは12番と仮定します

 

1番は、1つトレーラーをつぶした後
「残り3発も発射してくれ」と言った
その後、1つは2番に当たり、2番の携帯が使えなくなった
ここであのトレーラーの意味がわかることになるが・・・

もう1発は9番をかばった11番が被弾
となるとまだミサイルは1発残っている計算になる

最後の一発は誰に当たる?


おそらく12番を一番先に落としたのはジュイスを移送したのが12番であったから
1番は12番がまたジュイスをどこかにやられる可能性
そして何より12番がサポーターであるという可能性を考慮して12番を真っ先につぶしたんだと思う


ジュイスがなぜあんなところを走っていたかということについては

アニメ第10話で1番につれられて9番が播磨脳科学研究所に着く寸前
道路を走っている数台のトレーラーが移送されたジュイスだろう
そして未だにトレーラーのままだったってことは
その後どこかの施設に移送したわけじゃないってことになる

あれから半年間移動し続けているってことになる
まぁ一番位置特定が難しく、隠すにはいい場所だが
仕組んだのは12番

ただ、時間差からみて怪しいのは2番
1番が播磨に着いたとき2番は既にジュイスが元々あった部屋の中にいた
ということは2番はジュイスが運び出される瞬間に居合わせた可能性があるのでは?

ジュイスが移送されたとわかったのは9番が飛び出してからだ
2番ははじめからジュイスがあそこから運び出されていたことを知っていたために
4人が話しているときに唾を垂らしていたんじゃないのか?

 


6番はおそらくギャグ性だと思っているw
しかし、6番のときに出てきた黒服は2番の依頼だろう
となると6番は2番の手に落ちたことになる

でもやっぱり・・・6番は関与しないかなぁ・・・彼自身が9番に対して対抗意識やなんかは持ってないっぽいし
ただ映画を撮っているだけにしか見えない

 

そして顔が分かってないヤツが
3番、7番、8番、12番
8番はログを見る限り、何かのスポーツチームの強化をしているだけで
国を救う気はないらしいのでスルー

7番は食品系のことをやってニュースを取れる程度の話題づくり
ただこちらもでかいことをしているわけではない

3番はもっと不明
募金とゴミ拾い・・・

 

12番は上記の通り

 

 

 

 

 


ここからは次の予測ね


12番をつぶしたと仮定すると
実質サポーターとおぼしき人物はいなくなる
そうなると1番がフリーダムになり、1人で上がろうとする
でも、この場合フリーダムになった1番と動き出した2番は9番がなんとかするしかなくなる
(あっけなくサポーターが消えると、逆に今まであれだけ話題になってたのがちょっと浮くなぁ・・・


仮にサポーターが実在し、それが12番でなかった場合、
おそらく1番はまず消される
一番スマートだけどね


1番がサポーターであった場合、現状から察するに「全員が目的を達成できなくてタイムリミットになった」
と考えるべきだろう
その場合はセレソンゲームは結局誰も勝たないまま全員負けたってことになる
でもそれってどう終わりにするんだ?


次に2番と10番について
彼らは既にセレソン携帯を持っていない
しかし、2番の要望は半分以上通っているということは
彼がやろうとしていることは中途半端に実行されて
日本が浮く
そして2番と10番は既に1番とは決別しているので
まったく別の攻め方をしてくる可能性がある
2番はともかく10番はおそらく9番への復讐


となるとセレソン携帯を使わずに何か行動を起こすことが予測できる
何をする気なのかは不明だが
2番は「俺は元々100億なんて持ってる」と言っていることから
相当な金持ち
それも日本をよくすることには興味がなく、上がること以外は考えてない
はずだったが、劇場版を見る限り何か面白いことを思いついたことは伺える
依頼から言っても彼が動き出したことは間違いない

10番と行動を共にするのかは不明だけど

先ほど書いた通り、2番は12番とのつながりが不明なので
何かするにあたってもいろいろと気になるところはあるんだけど
そう考えると10番と同調はしないんじゃないかなぁ・・・

 

 

そして劇場版Ⅱの煽り文句
「全ては17年前のNYから」

9番が咲と同い年と仮定して、89年生まれだと2010年11月現在では21歳
物語は3ヶ月後なので2011年(劇場版はそれからさらに半年後)
つまり22歳ということになる
17年前といってまず思いつくのが
9番が言っていた子供の頃の記憶、母親

キーワード:ゴールデンリング
+αで思いつくのはあの遊園地の入り口にあった
「"The Catcher in The Rye" The 60th Anniversary of publication!Since 1951 novel by J.D.salinger,The GoldRing Revivers!」
(参考:http://shimizulog.blog24.fc2.com/blog-entry-591.html


またこれはもう想像の域ですが
「滝沢と咲の関係がホールデンとフィービーに見える」
(参考:http://ameblo.jp/rent-reen/day-20091122.html および アニメ雑誌ハマルアニメ)

東のエデンライ麦畑が関係しているというのは深読みしすぎかもしれないんですけどね
でも登場しているってことは何らかのつながりはありそうなんですよ

何より神山健治は「ライ麦畑でつかまえて」が大好きなので
無駄に出したとはなかなか思えない

 

 

 

多分東のエデンで一番面白いのはセレソンゲームについて考えること

社会構造とかそういうものに当てはめると凄く面白いんだけど
どうしても俺には”サポーター”っていうルールが何に当たるのかがわからない

ゲームのルールを守らせるだけの存在の割に全面に押し出されすぎ
熱狂的な観客?の割に権限が強すぎる