久しぶりの「いろは」だったけど色褪せず

みなさん、さようなら。

4月から始まるアニメが、まぁだいたいつまらないという意見で友人と一致してきました、こんばんは。

やっぱり月曜深夜、火曜深夜の悲しさがすごい。

昨日は「劇場版 花咲くいろは」を見てきました。

TV版の惰性で作った予感がしていたのですが、それにしては長さも60分程度で短く作ってますし、良かったですね。

俺、TV版の花咲くいろはを8周見たので、かなり贔屓目があると思いますよ。

あの、TV版見てないとやっぱりキツイですよ。

終演後、明らかに見て来なかった人とかいましたけど、置き去りにしますよ。

一応劇場版ですけど、オリジナルの新作エピソードだし、話としてはTV版の一部に差し込めるタイプの話なので、説明とか全然ないです。

総集編じゃなくて、ちゃんとTV版の途中の話しとして長めなのを作った感じですね。

相変わらずいい絵だし、カット数けちらないし、ババアかっこいいです。

もともとそんなにぶっ飛んだ話があるわけでもないし、盛り上がる話でもないです。

せいぜい旅館の仕事でのトラブルくらいですから。

でもこのババア、しっかり戦っています。

だから、やたらかっこいいビンタ食らわせます。

TV版のときには働くことにフォーカスしていましたが、今回は母親にフォーカスしています。

緒花の家庭だけじゃなくて、奈子の家庭も含めて、親です。

でも、しっかり仕事を継ぐことを考えての母親フォーカスなのかな、と思います。

一応修行している人もいる訳ですから。

そうするとともえさんがやっぱり可哀想なんだけどな!

さんざんいじられているけど、今回もネタキャラだぜ!

入場特典でもらったのは、そんなネタキャラのともえさんです。

友達が「主人公がウザくてだめ。俺ああいうウザイ女はだめ。」と言っていましたが、今回も変更ないので大丈夫です。

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昔から、こういうTVアニメを一通り放送した後の劇場版というやつはありました。

まぁ半分くらいは総集編になるんですが、たまにはこうやってTVシリーズの途中に入り込みそうな話を作ってくれるところもあります。

そういうのは、多分金がかかるわりに元が取れないんだろうなぁ、という感じもしますが、面白いですよ、やっぱり。

それはもちろんTV版を見ていた人間の感想ですが、説明せずにいきなり話を展開できるあたりはやっぱりいいアニメだし、いろはは背景めちゃくちゃ綺麗なままカットをケチらないですから。

絵で魅せているところはしっかり絵が綺麗じゃないとイライラしますが、いろははすごく綺麗。

だから、わりにセリフが少ないような場面であっても安心して見られます。

それほど緩急のあるストーリーでもないですが、60分なので十分楽しめますし、退屈しないです。

これ、90分だったらもっと違う話にしなきゃいけなかっただろうな。

ちょろっと笑えるようなところを入れるのはTVシリーズのころからありました。

そういうところは、結構前半で生きていたりします。

テレビで放映していたのが、2011年の4月から10月ですから、かなり時間が空いていて懐かしいはずなんですけれど、あんまり冒頭で「帰ってきた!」みたいな感じは受けませんでした。

すんなり話が進んでいるあたり、本当にテレビシリーズの一部としてストーリー構成してあります。

テレビ版を見ていた方は面白いので是非見に行ってみてください。

今年もぼんぼり祭り、やるらしいですからね!