気づくと夏休みの予定が詰まっていたりで結構大変なことに気づかされます
でもとりあえず髪の毛がいい加減うざいので切に行こうかな
と、思ったはいいが雨が降っているととことん外に出たくない
さて
最近Gun's&Rosesの楽譜を手に入れました
曲はこんなの
懐かしいー
しかしこれだけメンバーがそろっているといい音出るんですよね
ちなみに演奏してるのは女の子9人のバンド
そして現在行方不明ww
公式ページは何処へ・・・
和声 第9回 「Ⅴ9thの和音」
9.1 9thの和音
7thの上に根音から9度の音を付加することで、9の和音ができあがります。
9の和音はⅤ音の上だけに形成される。
それ以外の音度上に形成される9度音は、転位音として解釈される。
余談ですが、ポピュラー理論には「転位」という考え方が存在しないらしい。
ここでテンションとの差がいまいち不明なので、おそらく後で苦労することだろうが、
とりあえず今回では・・・そういうことにしておこう。
転位音というのは非和声音である。
転位というのはある音型を調を変えずに別の音高に移すことである。
しかし転位という概念は俺にも今のところ理解できませぬ。
7度までなら普通なのにね。
ここで重要なこと。
第9音であるⅥは下行限定進行音である。第7音と第3音はⅤ7thのときの限定進行がそのまま引き継がれる。
9の和音の低音位(バス)は3種類、
Ⅴ9th基、Ⅴ9th1転、Ⅴ9th3転があるが、ここではその中でもよく使われる基の和音だけを扱う。
他については後でね。
※第2転回位置がないのは・・・第5音は省略されるため、第5音をルートにすることはできない。
9.2 Ⅴ9th基の配置
Ⅴ9thの和音は、4声体では常に第5音が省略される。
そこは押さなくてもわかるだろう・・・みたいな感じで。
Ⅴ9thの和音の配置については・・・第9音が根音の9度以上上におかなければならない。
さらに長調のとき、
Ⅴ9thの第9音は第3音より7度以上上におかなければならない。
ただし先行和音からの保留が起こっている場合は第3音より下でもかまわない。
例えば先行和音にⅥの音が含まれていた場合、それは保留されてⅤ9thの第9音は先行和音のⅥと同じ位置でいい。
ちなみに短調のⅤ9th和音について、第9音と第3音の間の関係については制限はない。
9.2 Ⅴ9th→Ⅰの連結
Ⅴ9thはⅤやⅤ7th同様Dの機能をもつ。
そのため常にTに進行するのですが、ⅤやⅤ7thと違うところは、
Ⅵには進行できないということです。
Ⅴ9thの定型は、
D→T
Ⅴ→Ⅰ
という連結のみである。
限定進行によって第7音と第3音は進行し、
同じく第9音も2度下行させなければならない。
9.3 並達9度
先行和音→Ⅴ9thの連結において、
外声間の並達9度は
・上方の第9音が2度上行によって導かれた場合
のみが良しとされる。
9.4 Ⅴ9th根音抜き
Ⅴ9thでも7th同様に根音省略体が用いられる。
根音が省略されるときは、第5音を省略しない。
なので、Ⅴ9th1転根音抜き、Ⅴ9th2転根音抜き、Ⅴ9th3転根音抜き
という3種類が存在する。
上3和音はバス以外の3種の音をひとつずつ使って構成する。
根音抜きの場合の定型は次のようになる。
・1転の場合
Ⅶ→Ⅰ
・2転の場合
Ⅱ→Ⅲ(Ⅰの1転)
・3転の場合
Ⅳ→Ⅲ(Ⅰの1転)
9.5 長調の場合のⅤ9th根音抜きの和音配置と連結
長調では、Ⅴ9th根音抜きの和音の第9音Ⅵは、Ⅴ9th同様第3音の上方に置かなければならない。
ただし先行和音からの保留があればそうしなくてもよい。
また、1転においては第7音がソプラノとなるような密集配分に。
2転と3転については第9音がソプラノとなるような配置なら、密でも開でも。
連結に際してはそれぞれ限定進行を守り通す。
※第5音Ⅱが第9音Ⅵより下におかれている場合、この第5音を2度下行させると連続5度が発生するので注意。
※第9音がソプラノになっているⅤ9th2転根音抜きに限って
第7音Ⅳが第3音Ⅶより下方にあるときは、いつでも2度下行させることが許されている。
こうすることにより後続のⅠ1転には第3音が含まれなくなる。
また、
先行和音→Ⅴ9th2転根音抜きの連結では、外声間に並達5度ができても許される。
全終止、半終止のところではⅤ9thを用いない。
9.5 短調のⅤ9th根音抜きの和音配置と連結
短調の和音の場合、第9音に配置の制限はない。
好きにやればよい。
ちなみに限定進行とかは同じです。
※短調のⅤ7th2転根音抜きでは、第7音Ⅳが第3音Ⅶより下方にあるときに、いつでも2度上行させてもよい。
こうすることにより後続のⅠ1転の中に第3音が含まれなくなる。
以上
今回はここまでです。