花咲くいろはの劇場版の話は去年のうちに聞いていたのだけれど,思ったより早かった.
予告編まで出来ていて,なんだかすごく楽しみ.
もう2年くらい前の作品になりますが,ものすごく好きなんですよね,「花咲くいろは」.
テレビ版の放映が終わってからうっかり6回も通して見直してしまって,ホントしょうもないヤツだと自覚しているんですけど,またうっかり見てしまう.
26話のアニメだから1回通してみるだけで12時間かかっているはずなのに,なんてしょうもないことやってるんだろう.
一昨年はわざわざ金沢まで聖地巡礼にまで行っていて,まったくしょうもない.
このしょうもなさから未だに卒業できないから,喜び勇んで劇場に見に行ってしまうことでしょう.
正直,なにがいいのか自分自信を納得させることもできない.
安藤真裕監督の作品は,ストレンジアはとても面白かったけれど,他作品は大して面白くはなかった.
この作品に限って言うなら,声優も別に好きではないし,ラジオも聴いていない.
浜口史郎の曲はとてもいいが,なんだかそれだけではない.
キャラクターはいいのだけれど,元気で声がでかくてアホな女の子が良いのって,人類に共通しているじゃないですか.
もう話が気に入ったとしか言えない.
お婆ちゃんの家に預けられたら,廊下の雑巾がけさせられていたり,夜逃げした母親がいつのまにか戻っていたり,そういうちょっとした理不尽さと普段の仕事のバランスがすごくいい.
理不尽なことがあっても,居場所ができたりすると,たまにいいこともあるという繰り返し.
でも,放映中もそれほど「来週が気になって仕方ない!」という話の進み方はしないので,多分「話が面白かった!」ではなくて「話が気に入った」なんだよなぁ.
それにしても,総集編ではない劇場版はなかなかにうれしいものがあるので,期待しています.