10月になって新番組が続々と始まっているのだが,相変わらずアニメしか見ていない.
リトルバスターズ,というアニメが始まった.
原作がKeyのゲームだけあって,「京アニが」という期待も良くわかるのだけれど,京アニではなくJ.C.STAFFだ.
アニメ化の話は昔からあった.
そもそもゲームは結構前の作品だったし,話題にもなって人気もあったからいつかはアニメ化するだろうと思っていた.
でも,そんなに期待していたわけじゃない.
そりゃぁ,KanonもAIRもCLANNADも見てきたし,かなり好きな方ではあるけれど.
ゲームは基本的にやらないので,原作が面白いのかどうかもわからないし,やっぱりギャルゲーだし.
だからそんなに「京アニではない」という話を聞いて落ち込むこともなかったし,10月からアニメをやることに期待もしていなかった.
だけど,始まってみると驚いたことに第1話を4回も見てしまった.
別に面白かったわけじゃない.
ギャグはそんなに面白くないし,第1話でそれほどすごい話の展開が待ち受けているわけでもない.
だいたいギャルゲー原作のアニメ化で第1話なんて,ほぼキャラ紹介で埋まるので面白くしようがない.
でも驚くほど懐かしかった.一度もリトルバスターズをプレイしたことがないんだけど!
リトルバスターズはかつて,ラジオをやっていた.
「ナツメブラザーズ!」というやつで,音泉で配信していたんだけど,そういえば俺はこのラジオをかなり長期間聞いていた.
それも初期のころで,2008年くらいに聞いていた.
懐かしさを感じた要因の一つはBGMだ.
ラジオのBGMは当然原作ゲームのBGMをほとんど使っている.だから,アニメで流れるBGMもすべて懐かしいBGMばかりだった.
これと同じ現象を,さよなら絶望先生でも体感した.
ラジオを聴きすぎたせいで,サントラを聴いているだけでステーションコールが脳内再生され,アニメを見ていてもコーナータイトルしか思い浮かばなくなる.
そしてもう一つ懐かしいと思うものがあったのが,OPだ.
前の学校で,後輩がこれのパロディを作っていたんだ.
卒業する自分たちの思い出写真でパロディにしたリトルバスターズ.
もう懐かしくて,4回もこのつまらないギャグを見ていると,平然とした顔で流せるようになるんだけど,懐かしさに誘われて見てしまう.
ちなみに10月からラジオが復活して,実はこっちも密かに喜んでいる.