株式会社クラウドワークスを退職する

みなさんさようなら.

3/31をもってクラウドワークスを退職します. 2015/03/16入社だったので,3年くらいいました.

2/27が最終出社だったので,しばらくはスキーに行こうと思います.モーグルの板を手に入れたんだ.

やってたこと

テックリードっていう名前がついている立場だったけど,別にテックリードっぽいことをしたわけではないと思う.

主にデプロイとか

engineer.crowdworks.jp

デプロイとか

engineer.crowdworks.jp

Dockerとか

qiita.com

grpcとか

qiita.com

をやってた.

あとは趣味でshoryukenしたり,

qiita.com

社内にgolangとかDockerとかを普及したりしていた.

クラウドワークスはRubyの会社だと思っていたけど,勝手にgolangbot作ったり,デプロイツールを作ったりしても良い環境だったので,気兼ねなくgolangが書けて楽しかった. Elixirのサービスも作れたし,全員の開発環境をDocker化できたのは結構嬉しかった.

本当は支払い周りでめっちゃリファクタリングしたり,速度改善したり,機械学習やるって言ってたからLSTMと戦ったり,マクロサービス化のお手伝いをしていたりしたんだけど,特にここに書けることはなかった. crowdworksのコードを削除するのも結構好きでやっていたんだけど,削除ランキングで言うと第4位くらいまで食い込むことができた.一時期第3位くらいまで上り詰めていたんだけど,追い越された. これで多分20万行くらいは削除したはず(追加行数ランキングでは全然勝負になっていないのでお察し).

環境

フレックスを謳っているわりにコアタイムが10:00 - 16:00で,朝に弱い俺のようなダメ人間にはフレックス感があまりなかった. ただリモートワークは許可されているので,9:55まで寝ていることは可能だった.

エンジニア組織はかなり良くて,上記のようなことを好き勝手にやっていられたし,「許可を求めるな,謝罪せよ」と言われていたけど,ほぼ謝罪することはなかった.

勤務中のツイートがこれで

最終出社日過ぎた後のツイートがこれ.

なんで辞めるの?

いろいろやったけど,結構今の規模でやれることはやった感はある. 次何をやろうかなーと考えた時,社内のサービスのインフラとかデプロイとかでこれ以上楽しそうなものが見えなくなってきた感じはした. どちらかというと,アプリケーションコードの質を上げていって,もっと開発しやすく,機能を早く実装したり逆に削ったりできる形にすることのほうが大きく求められている気がする.

今のクラウドワークスの方針に納得いかない面はある. サービスの成長を第一に考えて売上目標決めてそれに向かっていくというのは,会社としては正しいかもしれない. だけど,俺はCrowdWorksというサービスが好きなのであって,それを使いやすくしたり,有用なサービスとしていくことで,結果的に売上もあがるかもしれないという方向性の方が好みだ.

「ここが使いにくい」とか「これできたら嬉しい」というのを実現するのは楽しいけど,それはユーザにとっての使い勝手とかサービスの良し悪しとかを考えてやっているのであって,「いかにして売上をあげるか」を第一に考えてやってることじゃない. そういうところがなぁ,広告売上のためにサードパーティーのクライアントに締め出しかけて,開発者に見放されるtwitterと同じものを見ている気がする. そういう中で買収したり事業譲渡したりしていて,「あーむしろCrowdWorksじゃないところで稼ぐのを模索してるのかな」とも思ったりする.

まぁ儲からなきゃ続けられないわけで,結果的には同じなのかもしれないけど,過程はだいぶ違うなと思った.

しばらく暇

3月いっぱい有休になっているので,暇だからスキーに行く.

次は4月からまたどぞこで働くよ.

最後にマスコットキャラのクービットの写真を撮ってきた.最近あんまり見かけなくなったな…….

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