目なんて飾りです。耳だけではなく体全体で感じ取ってください。空気を

WindowsXPとかで音楽を入れているフォルダとかを見ると

「全て再生する」というやつがある


ォレはほとんどあれをアルバム単位でしか使ってない

 

が。

 

久しぶりに音楽フォルダを全部やってみようと思った

 


でも結構乱雑に好きでもないのが入っているので


Jazzフォルダを全部再生にしてみた


これって飲み会のときとかにやればかなり凄いBGMになる

 


何しろ追加するまでに大分時間がかかる上に


3110曲
11時間を超えるプレイ時間になっている

 


音楽フォルダ全部を再生リストに追加すると

8700曲くらいあるのでなかなかに時間がかかる

その上24時間では再生しきらない感丸出しだ

 

 

 

とりあえずランダム再生にするといろいろと聴けてとても面白かった


普段聴くのって結構固定されがちだからねっ





 

*******************続き************************








というわけで先日行ってきたSOIL&"PIMP"SESSIONSのライブの感想です

 

 

まずはじめに
すべての曲でというわけではないのですが
一応アルバムも少々持っているので知っている曲は結構ありました

なので楽しく乗れていた曲もあったことは事実です

 

 


Soilのライブは今回が初めてでしたが
やはりCD音源とは違う
そこはいいところだと思います

 

違うというのは同じように演奏しているわけではないということで
アドリブはよかったです
厳密に言うとどのあたりからがアドリブなのか
よくわからないところが凄いけど

 

 

これはSoilの曲全体にいえることなのかもしれませんが


よく言えば熱い

音自体がすごく熱い


ただなんというか
綺麗な音を出している感じがない

 

 

Soilは大きく分けていけばJazzではあるけど
やはり厳密にはJazzではない

PE'Zともちょっと違う

というのも曲の構成の仕方が
あまり繊細なのではなく熱さ重視というところが


CD音源だとわかりにくいけど
割とめちゃくちゃに力いっぱいな感じ

 

 


そして彼らの曲は繰り返しが多い
繰り返しというのはそのメロディーが強調されて聞こえるんだけど
例えば変調したりリズムを少し変えたりするのではなくて
そのままの形で繰り返す

それも同じフレーズを曲のいろんなところにばらして出すのではなく
同じところで繰り返すことが多い


その繰り返しの多さがどうも退屈さを出している


例えば同じメロディーが2回連続で出てくる場合
リズムもキーもいじってないからといって同じように弾くものではなく


変化をつけるのが普通

 

ただその変化ってのは流れを作るものであって
Soilは熱く→熱くという繰り返し方なのでどうも飽きる

 

 

音というのは力一杯出す部分もあれば
小さく出したり
軽くしたり
重い音を出したり

そいういう演奏の仕方自体の多様性と流れが必要なものだと思うので

ただ一様に熱くするとつまらなくなってしまう

そいういういろいろな多様性や音の重さがある中で
本当にpiano(強弱記号の意味で)が上手い演奏ってのは
たまらなくいい

というのもpianoってのは実に難しい音の出し方で
これが上手くツボに入るとたまらなくいい音が出てくる


熱さというのは一つの表現方法として大事だと思うんだけど

ォレは音楽はpianoが最も重要なところだと思っている

 

 

 

 

次にメロディー
Soilの作るメロディーは決して悪くない

ただォレには彼らの言うDEATH JAZZが理解できない

というのもジャズのメロディーというのは基本的にわけがわからない
何をしたらいいのかがよくわからない
昔誰かさんが言っていた”ジャズなんて嫌い”の嫌いな部分がモロに出ている気がしてならない

 

曲の構成という意味ではなく
一部でもいいから凄く乗れるメロディーを作るというのは大事なんだけど
それがちょっと足りない気がする


アドリブというのはそれ自体が生むメロディーは
それほど深いメロディーである必要はないので
そして実際アドリブはアドリブだからね

 

 

 

 

世の中にはいろいろな音楽があって
それぞれ良い面もあれば悪い面もあります

だから誰と比べて・・・ということもしたくないのですが

 


ただ圧倒的に良い音楽ってゆーのは
引き込まれるようなものを持っている


我を忘れたり
本当に今どこにいるのかがわからなくなるような
意識がよくわからないところへ行って
目は確かに何かを見ているんだけど
脳がそれを認識していないような

そんな感覚


だから飽きさせたり
たとえ良いメロディーでも我に返らせるような
そいうものはない方が嬉しい


曲が終わるまでひたすらに引き込まれているような

途中で我に返らされるとちょっと冷める

 

 

初めて聴いた時点で
「あ、これ良いな」
と思える曲はゴマンとあるんだけど

これ良いなとか
聴いていて気持ちいいだけじゃなく

もっと驚異的に引き込まれるような
聴いていると体がうずくような
正常な精神状態ではいられないような
意識が遠のくような


そういったものこそ本当に良い音楽なんだと思います

 

これを単に「良い」と言っていいのかよくわからないんだけど
それこそが本質なのかなって思います

 

 

というか金のないォレはそういうものへこそ限りある財産を遣いたい