みなさんさようなら.
2016年が終わります.
個人的に痛々しいサービスを作り始めて,そろそろ3年経ちました.運用していると,バグもあるしバージョンアップも必要だし,たまにはリファクタリングや機能追加もしないと存続できないということがよくわかります.
に始まり,
https://twitter.com/aochan_prpr
https://twitter.com/hanazawa_sick
と,痛い声優botシリーズも横展開.
他にも,
twitterクライアントとか,
タスク管理サービスとか,
痛い声優情報サービスとか,
いろいろ増えてきました.
ここに来て, https://twitter.com/aochan_prpr
を閉じます.
長らくのご愛顧,ありがとうございました.
復活する予定は今のところありませんが,アカウントは削除しません.
理由
@aochan_prprのソースについて
このbotのソースは,もともと @asumi_syndrome のソースをコピーして作りました. 当時勢いで作った, @asumi_syndrome のtwitter bot部分のソースをそのまま持ってきて,キーワード等の微調整をして公開しています.
しかし, @asumi_syndromeはその後,http://www.asumi.ch というWebページも持つようになり,ロジックの大半をモデル層に移したり,いろんなリファクタリングが為された結果,@aochan_prpr とはだいぶ違ったソースに進化してきました.
管理できていない
@asumi_syndrome はかなり熱を入れて管理していて,
等,それなりに動くように毎回手を入れています.
おかげで最近かなりテストが充実してきて,バグが少なくなってきています.
しかし,@aochan_prpr は,元々のソースをコピーして作っているだけあって,そういった追従がしにくい. もしリファクタリングをするのであれば,やはり@asumi_syndromeとは別のソースになっていくだろうし,twitter botだけなのでwebページを持たず,DBやモデルの設計も変わってくるだろうと思われます. そうなってくると,追従というよりは新しく設計から考え直したい…….
少なくとも,@asumi_syndromeですでに書いたテストやメソッド分割を,こちらにも持ってくるというのは,またコピーするだけになってしまいます. というのは,継続的なメンテナンスを考えると,モチベーションがわかないし継続しにくくなっていきます.
動かなくなってきている
上記のような理由で,公開後あまり手を入れられてないというのが現状です.
そして,実はyoutubeの新着動画が取れなくなっていたり,niconicoから動画が取れなくなったりしています. これは,開発当時からyoutubeのAPIが変更されていたり,niconicoのAPIが変更されていたりするためですが,それに追従できてはいません.
なので,最近では新着動画のつぶやきができなくなっています.
すでにバグっているということですね. (このあたり,@asumi_syndromeではすでに対応済みではあります)
DBを刷新する
近頃,運営しているサービスのすべてのDBを新しいDBに載せ替えました. その際,@aochan_prprをどうするかということに悩みました.
twitter botといえど,基本はRailsで作ってあります. Railsを動かせるだけのインスタンス代もかかっているし,これに加えて移行コストを払うかどうか,というところが悩みどころです.
今,頑張って移行したとしても,上記のような現状を踏まえると,今後もメンテナンスをするのはつらいだろう,という想像ができました.
また,個人的にも今Railsでtwitter botを作っていくということに関しては,ほとんとモチベーションが湧きません.
結果として,閉じることにしました.
そもそもtwitterについて
そもそもモチベーションがわかない要因の一つに,twitterがあります.
昨今,twitterはやたらニュースになるくらいには景気が悪く,先行きが不透明です. 経営的に先行きが見えない,サービスの継続性に不安を感じる面もありますが,それ以上にサードパーティ製アプリ開発社に対する対応がひどいです.
もちろん,APIの規制が大幅に強化された(これはだいぶ前に)時点で,なかなかにひどい印象はありました. が,それ以上に最近はひどいです.
- 新機能を追加しても,公開APIへの対応は後手
- ふぁぼをいいねに変更する(まだ恨んでる
- アプリケーション登録には電話番号認証されたアカウントが必要
- アイデンティティであったはずのタイムラインの並び順を変えてくる
開発者への冷遇もあれば,それ以上にサービスの思想・根幹としてどうかと思う変更もあります.
こういったtwitterというサービスへの不信感から,そもそもtwitter関連サービスを開発していくモチベーションは非常に下がっています.
今後について
@aochan_prprのアカウントは削除しません.
復活することがあるとすれば,別言語で再実装する可能性はありますが,今の状態のソースに手を加えることはないでしょう.
ただ,現段階では再実装するモチベーションも特に湧いていないため,復活についてはなんとも言えません.
今までご利用ありがとうございました.