ちょっと前に,一個上の先輩の実験の手伝いをしてきた.
M1が結構いっぱいいて,みんな暇している中,俺を名指しにしてくるあたり,これは目を付けられたとか…….
違います.
確かに研究室では,アニメばっかりみていて,銀魂見てるときとか爆笑してますが(とても気持ち悪いです).
ピアノの初見演奏というのは,楽譜を読むという認識系なのか,指を動かすという運動系なのか,ということを調べたいらしいです.
そんなこと,意識したこともなかったし,自分自身ではさっぱりわからないんですけどね.
そしてあの実験で何がわかるのかも,俺にはまったくわからないのですが.
とにかく,言われるがままに楽譜を見て弾いてきただけです.
お礼にプリン貰った!
さて,
今日はちょっと変な話,「今期のオススメアニメは?」という質問について.
これが日常的に出てこない人は,あまり関係ないと思うので気にしなくていいです.
逆に俺はこれが日常的に出てくる会話です.
研究室で,「今何見てる?」というのは大体1か月おきくらいに交わされる,謎のコミュニケーションです.
謎ですが,しかしこれがなかなか重要で,あとで一緒に遊びに行くとき,ことカラオケに行ったときなどに非常に役に立ちます.
挙句の果てには教授までが聞いてくるくらいに,日常的かつ重要なコミュニケーションです.
また,先日某有名企業に勤めている先輩と飲みに行く機会があったのですが,その際もこのような質問が飛び交いました.
何の話をしているんだろう,俺たちは.
そのくらい日常的かつ重要な質問なのですが,これの回答にはどう反応したらいいのだろうか.
今でいうと……そうだな,偽物語,Another あたりが,俺のオススメなアニメなんですが,これについて「熱く語りたい!」というわけでもない.
こういう話をすると,必ず「俺も偽物語見てる!」と,なんか今までまったく先輩と会話していなかったのに,突然隣の席にやってきてひたすら語りだす,というようなテンションで乗ってくる人がいます.
それは別にいいんだけど,それに対してどう反応すればいいんだろうか.
「だよね!」というノリにしてあげたいんだけど,それにしては俺の中でのテンションの上がり方が足りない.
偽物語は確かに面白い,おそらく今放映しているアニメの中では一番面白いし,一番期待しているものだ.
だけど,それでもここ1年くらいを振り返ると,それほどテンションの上がるアニメでない.
確かに面白い,のだけれど,アニメオタクが集まったときに話をするならば,おそらくピングドラムの方が面白い.
というのも,原作もののアニメ化というやつは,ほとんど原作を読んでいる奴は先を知っている.
話の先を知っているからこそ,アニメーション的な出来上がりから,その背後にあるものを推察するには邪魔なことを知りすぎている.
アニメーションを作るときの,テーマ,それもキャッチフレーズから監督の思いまで,そういうことを話すにはいささか材料不足なのだ.
そういう意味で,ピングドラムのように演出方法が奇抜で,比喩やデフォルメされたキャラクターを多く用いた作品で,なおかつオリジナルというのは,ものすごくどうでもいい憶測をしやすい.
展開も謎が多いので,話自体に関しても話題が尽きない.
そういうものを期待してテンションが上がるんだけど,偽物語はちょっとそういう空気ではない.
話すのであれば,もっと演出的なこと,作画的なことならば話題は作れそうなんだけど.
今のアニメオタクというのは,オタク的な文化によく慣れ親しんでいる.
だから,視野が広い.
これは全然悪いことではないし,むしろいいことだと思うのだけれど,おかげで原作もののアニメというやつは原作を知りすぎている.
俺のように適度に怠け者な人間で,オタク文化はアニメ化されたものしか見ない,というような人間は稀である.
というかそれがかなりダメだとは思うのだけど.
思っても,やはりラノベは苦手だし,漫画もあまり読まないし,ゲームに至っては全くと言っていいほどやらない.
だから,「俺原作も読んでるしさ!」というノリで乗ってくる人がどうも苦手だ.
それならば,初めから「今までみたアニメの中で一番面白いアニメは?」と聞いた方が,聞ける話が大きい気がするし,アニメの話ができそうな予感がする.
あ,ところで,「花咲くいろは」5周目見てます.
あと少しで5周終わります☆
やばいね!気持ち悪いね!