いつもリアルで会う人には、このブログについて「あんなブログ読まなくてもいいよ」って言ってるけど
あれは嘘です
むしろmixiなんかより全然やる気出して書いてる気がするわ
ランダウ=リフシッツという人の理論物理の本に
物理で使う数学は、物理を始める前にあらかじめマスターして全部頭の中に入れておけ
というようなことが書いてある
いや、書いてあったか正確には覚えてないんだけど
この人の考え方はそういうものらしい
受験が近づいてくると、研究室なんかじゃ、授業で使った数学の教科書やら、その他いろいろな学校で使った教科書・問題集なんかを解いている人が結構いる
ただ、俺にはそういう種類の勉強方ができない
授業で使った問題集やら教科書は、その授業のテストのときに、もちろん一度勉強するんだけど
受験のために基礎体力をつけよう、みたいな考え方にのっとった勉強ができない
一般人的な考え方かもしれないけど
しっかり時間をかけて基礎からコツコツと勉強するようなタイプは真面目だと思う
いわゆる、ショボイモンスターから順番に倒して行き
ちゃんと経験値をためて
さらに装備もしっかりとそろえて
どういうヤツが来ても対応できるようにしていくタイプである
が、明らかに俺はこのタイプではない
そりゃー何年もやっていれば経験値もたまるし、装備も集まっていくんですが
一番最初ですよね
基本的なスタンスとして、俺はそういうコツコツとした準備が苦手だ
とりあえず、失うものが何も無い状態で死にに行く
で、戦ってみて
負けたとしても、何が必要なのかを考えて
そこだけ集める
ピンポイントでそこだけ集めて、とりあえずそのモンスターに勝てるようになる
というやり方が好きだ
だから物理をやるときでも
必要になったら勉強すればいいと思っている
はじめから特殊関数という授業でLegendreの微分方程式を解けなくても
球座標の上で磁場を解かなきゃいけない状況になってから
Legendreの勉強すればいいと思っている
受験についてもまったく同じで
はじめからいろいろと詰め込んでいくんじゃなくて
とりあえず問題やって
わからないところで必要なものを集めていけばいいじゃない
何回か繰り返せばどんなヤツが来ても勝てるようになるんだよ
ね
↑
というやり方で生きていて、一番失敗したと思ったのは
ちゃんとバッハとか、練習曲的なやつをまんべんなくやってこなかったことだと思う
勉強は学べばいいんだけど
指の運動はそうはいかないんだぜ