FlashPlayerの「保護モード」を無効化する

AdobeのPlashPlayerというやつは,結構頻繁にアップデートされている気がする.
たいてい,無条件で「アップデートしましょうよ」とダイアログを出してくるので,みなさんあまり疑いもせずにアップデートしていると思う.俺もそうだもん.
でも,実際何のアップデートが成されているのかはよくしらない.
 
さて,
最近FireFoxにて,FlashPlayerが上手く動作しない.
Youtubeでもなんでもいい,FlashPlayerが埋め込まれているサイトを開こうとすると,その時点でブラウザがフリーズ.
ただし,「応答なし」にはならず,ただひたすら操作をうけつけない状態になる.
プログラムを終了すると,表示上はすぐに消えるのだが,プロセスが生き残っており,こちらを殺さないといけない.
 
 
 
FlashPlayerにはいろいろと不満がある.
HTML5なんて言葉を聞いたことがある人もいるかもしれないが,今ブラウザ上で変なものを動かそうとする世界ではいろんなことがあって,正直よくわからない.
なので,こういう不具合があると一つ一つ調べていく.
 
 
俺のFireFox,FlashPlayerがおかしくなったのはお盆に帰っていた間なので,ちょっと時期的にさかのぼるのだが,似たような報告を発見した.
 
6月の報告だが,症状はほぼ一致している.
ちなみに原因については,
 
6 月 8 日に Adobe Flash Player プラグインの セキュリティアップデート が公開されました。Windows 版の新バージョン 11.3 には Windows VistaWindows 7 上で動作する Firefox 向けに「保護モード」が追加されていますが、この新しいセキュリティ機能の影響とみられる以下のような問題がユーザの皆さんから報告されています。
 
 
となっている.
もちろんFlashPlayerのダウングレードという選択肢もある.普通に考えてこれでも一向に構わないのだが,この問題に限って言えば別の解決策があった.
原因は上記のとおり「保護モード」なので,これを無効化する.
 
32bit版 Vista/7の場合
C:\windows\system32\macromed\flash
64bit版 Vista/7の場合
C:\windows\syswow64\macromed\flash
 
ここに「mms.cfg」というファイルが存在するので,こいつをメモ帳か何かで開く.
そして「ProtectedMode = 0」と追記し,上書き保存する.
 
ちなみにシステムフォルダなので管理者権限が必要になります.
で,一応パソコンを再起動します.
 
 
すると見事に治りましたとさ.
 
 
 
 
参考:
 
 
 
FireFoxに限らず,FlashPlayerというのはたまにクラッシュしたり物凄く相性が悪かったりすることがあるので,どのブラウザなら安心というわけでもないんですよね.