いきなり有名人になってしまった人が実は元から友達だった

マイケル・サンデル教授の『それを金で買いますか』を買ってきた。

面白いけどまだまだ序盤だ。

それと、先生の部屋で見つけた「オタ中国人の憂鬱」という本も借りてきた。

帯の推薦が岡田斗司夫ってなってて「日本は大嫌いだけどオタク文化は大好き」と書いてあって、あからさまに面白そうなので借りてきた。

さて、

今日はニコ生シンクタンクで、田中公平先生が出てきて評価型経済の話をしていたんだけど、その前に少し。

前半で出てきた近藤佑子さん、

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1205/16/news090.html

これね。

ニュースになったときにこれ見てびっくりしました。

この人Facebook友達だったんですよ。

一応修士2年で俺と同じ学年で、ちょっと別のところで会ったことがあってその時に友達になったんですよね。

で、ニュースになったとき「あれ?見覚えがある?」と思ったら、Facebookの顔写真そのまんまなんだもん。

ニュースになった後、落ち込んでいるというのも確かです。

はっきり聞いたわけじゃないんですが、意外にもいろんなところから騒がれ、実際企業からのオファーもいくつかあったみたいで、「対応が遅れる」「でもどうしたらいいかわからない」といった感じです。

そして、「自分でいろいろ書いたくせに、実際にオファーがあったら思い切りが悪くて反応が遅い」ことに落ち込んでる、っぽい。

本題の田中公平先生の話で、面白かった現在の音楽業界の話。

1.作曲家、や作詞家が歌を作って、それを誰かが歌う場合

ギャラは一切もらえず、印税のみの収入となる。

2.誰かが作った曲を編曲するという仕事の場合

ギャラが入るが、印税は入らない。つまり一回編曲して提供したら、それでおしまい。

3.ゲーム音楽を作る場合

ギャラが発生するが印税はなく、著作権はゲーム制作会社となる。

また、最近ではゲーム会社の内部に作曲する人を置く場合もある。

ただし、サントラを出す場合は契約によっては印税がある……のだけれど最近では外部の作曲家に印税を払う会社は少ない。

そのため、ゲーム音楽の作曲家をフリーでやると、儲からない。

4.劇場版の音楽の場合

映画はDVDになって販売されたり、レンタルされたりするとき印税が入る。

しかし、この業界は昔から印税が低いのが当然の世界らしく、0.3%なんて数字が普通らしい。

なので田中公平先生、ワンピースのストロングワールドがどれだけ売れても、大した収入にはならないということ。

5.外国の映画音楽の場合

この場合はギャラのみで印税はなし。

ということらしいです。

まぁどの場合にしても、作曲家の名前というのはある程度認知されますけど、あまり収入にはならないんですね。

ワンピースがどうの、という話ではなく、俺は浜口史郎の曲、結構好きですよ。

あと、俺も菅野よう子大好きなので、田中先生による菅野よう子の曲解説はちゃんと見てます。