本当に,さようなら

今,22歳だ.

このくらいの歳だと,基本的にテレビは生まれたときからカラーで,多分生まれた当時から家にはテレビがあった.

昔は一家に一台しかなかったテレビも,だんだんと増えていった.

しかしこれは・・・さまざまな理由で結局俺の部屋にはテレビはなく,現状実家も一家に一台状態であるww

まぁ薄っぺらくはなったのだけれど.

テレビは進化したが,ラジオは消えた.

昔台所にラジオが置いてあり,朝は大抵ラジオがついていて,ニュースなどをやっていた.

俺の部屋にもラジオがあったが,なんか知らないけどえらく電波が悪くてほぼ聞けなかった.

けれど,結局今の実家の台所にはラジオはおいてないし,今の俺の部屋にもラジオはない.

放送という形で世界に流れていくコンテンツは,ラジオという音声だけの状態から,映像,それもカラーとなり,今や3Dというものまで見受けられる.

だんだんと乗せられる情報が大きくなってきて,音声だけしか乗らないラジオという存在が結構忘れ去られている.

驚いたことに今やラジオ局のホームページには「ラジオの聴き方」なんて項目がある.

http://www.1242.com/onepoint/

おそろしい世界である.

これは先日放送された「糸色望オールナイトニッポンR」内で話したことをかなりネタにした.

そういうわけでついに絶望放送というくくりに入っていたものがすべて終わりました.

4年間本当に人生を支えてくれたのが,まさかこんな音声しかのらないメディアだとは.

絶望放送がきっかけであることは間違いないのだけれど,この4年間でかなりラジオを聞くようになった.

主にアニラジだったのは,電波に乗って放送されているものは,その時間にちゃんと聞いていなきゃいけないから.

WEBの配信だと好きなタイミングで聞けるのがうれしい.

ただ,それでも最近は坂本真綾のラジオを聴いたりはしている.

テレビとか,アニメとか,そういう映像に乗らなくても,十分面白い.

ネタ,ということもあるし,リスナーの身近さというのもある.

まぁ絶望放送も,改蔵ラジオも,なんか競争率がやたら高くてなかなか読まれないんですがw

別に俺は声優オタクではないし,久米田作品がものすごく好きだった!というわけでもない.

たまたまみたアニメが絶望先生だっただけだし,たまたま聞いたラジオが絶望放送だっただけのことで,原作ファンではないし,他の久米田作品もあまり知らない.

純粋に,ネタやトークが面白いというだけの理由で,ラジオが好きだった.

どちらかといえばラジオが好きだった延長でアニメが好きだった.

そういうのは初めての状態だったけど.

まさか公共の電波に乗るほどのものになるとは!

本当によく頑張ったと思います.

改めて,ラジオって面白いと思った.

ありがとうございました.