【攻殻機動隊】人生初の3D映画でしたよ!【Solid State Society 3D】

みなさんさようなら.

今週は盛りだくさんだったので,この2日間のことを2回に分けて書きましょう.

23日土曜日.

とりあえずひどく雨.

しかしそんな中,新宿まで行って幸と落ち合う.

レジェンド・雨・ウーマンである新谷良子の出番は24日のはず.

りょーこがいるから大豪雨にしては1日早い・・・.

まずは,バルト9攻殻機動隊SSSのチケットを買う.

その後アラソと合流し,マックで1時間半くらい粘る.

そしてご飯を食べて,18時45分からの攻殻に間に合うようにと店を出た.

アラソが割とお金がなくて,映画後の飲みを新宿付近のお店でやるのがピンチだということで,あっちゃんの家に行くことになった.

でも,18時45分スタートの映画,2時間を見終えた時点で,酒を売っている店がどの程度営業しているかを考えると,ちょっと不安だったので,先に買うことにした.

あのね,この辺全然違うんですよ.

高崎なら,フツーにとりせんが24時までやってて,9時に「あ,酒買ってこよ」と思っても困ることなんて微塵もないんですよ.

そんなわけで,伊勢丹で4合瓶買ってきました.

映画後,あっちゃん宅まで行って,みんなでアニメとかアニメとかアニメとかみながらワイワイしてました.

あの花面白いでしょw

以下,攻殻3Dに関する感想です.

3Dなので当然ながらメガネをかけなければなりません.

これが,デフォルトでメガネ族な俺らとしては,ちょっと違和感.

メガネの上にメガネかけると結構重いしね.

話自体は変わってないですが,OP全部書き換えたね!

完全3Dを意識したOPになってました.

文字を浮かせる意味はあまりないと思うけど.

OPの出来はかなりなものでした.

普段光だけで描かれる電脳空間が立体になっていると,そりゃーすごいもんでした.

本編については,話は全部同じで,追加カットも一つもなかったです.

逆に削られているカットも皆無.

全部そのままでした.

3Dとしてはうまい方なのかな?

カメラが人間視点になっているとき,電脳からの情報が視覚に映りこむんですが,そこを3Dにしたのはあたりだった.

カメラが完全に人の視点に移っているときなので,演出効果を何一つ損なうことなく,リアリティのある3Dになっていて,あれは度肝を抜かれる.

ただ,人が映っている,いわゆる一般的なアニメでよくあるカット.

部屋の端っこからカメラが主人公を映していたりするシーンでの3Dは,むしろいらない気がする.

キャラを立たせようとしているのはわかるんだけど,背景からセルが浮き出しているみたいで,飛び出す絵本のような感覚.

ちょっと微妙.

俺が3Dの話を聞いた時から危惧していたことはやはり現実に起こるようです.

つまり,カメラのピントなんだけど.

映像作品はもともと一枚の画面で表現するものだから,演出の一部でカメラのピントをわざわざずらしたりすることがあるんですよ.

手前にいる人間の肩が映りこんでいて,そこがぼやけていて,奥に映っている小さい人にピントが合っていて,その向こうの背景はさらに若干ボケていたり.

そういう部分で3Dにしてしまうと,演出効果が損なわれる.

それは立体にするんだったら,手前のセルのぼかしをなくさないと,とても変な感じになってしまう.

人間の目が無意識に手前の人間の肩にピントを合わせようと努力してしまって,逆に疲れる.

そういう,無意識に見飛ばされるような演出が変に目立ってしまってよろしくない.

それとキャラの動きが早かったり,カメラの動きが早かったりするシーン.

そういう部分でキャラを3Dにしてあったりすると,動きに目が対応しきれない.

奥行きがあるせいで,アニメの速さで目がピントを合わせられない.

普通の2Dのアニメは見ているときに,目がピントを合わせるという作業が必要ないから,板野サーカスみたいなところでもついていけるんだけど.

3Dだとそういうのは向かないんだなということがわかった.

斬新な3Dに関してはそのくらいです.

結構いい感じではあったんですが,若干目が疲れるのと,演出が損なわれるのは気になるな.

ただ,めっちゃ混んでました.

すごい人気ありますね.

なんでGhost in the Shell 2.0はあんなに売れなかったのに・・・www

話は変わってないのですが,SSSを見返すいい機会になりました.

といっても,もう何回も見ていますが.

結構偶然の部分と仕組まれている部分が複雑に絡み合っている事件なので,誰が何をして,9課がどこを抑えようとしているのかが見えにくいんですよね.

ついでにXi AVANT

宣伝でした.

内容はほとんどない.

ただのプロモーションという感じで,ものすごく便利な携帯が出てくるだけ.

映像としては3Dでやる必要があるのかな?という感覚.

攻殻本編では電脳空間や,タチコマ,サイボーグの視覚などがものすごく良い出来でよかったんですが,これに関してはそういうシーンがあまり存在しない.

だから,わざわざ3Dでやる必要ないんじゃないかな?

アニメーションとしては結構いい出来でした.

カメラの動きもよかったし.

そしてこの日記は次の日記に続きます.