水は低きに流れる
人の心もまた同じ
どんなに自分が頑張って人をつなぎ止めようとしても
人々はちょっと口当たりのいい情報を手にするだけですぐ流れてしまう
それが低きに流れる行為だとも知らずに
しかしそれでも流れず
残れる者は
周りから孤立しつつも
さらなる上部構造へとシフトできる人間となるだろう
でも実際自分が見てるモノが
低きに流れている行為なのかわからない
わからないからこそ歯止めはかからず
ォレは走り続ける
それが低きに流れているのだと引き留めるォレの中の異分子
結局どっちなのかわからず
さまようだけで終わっていく
そんな低きに流れる行為と
見つからない小さな幸せの狭間で
ピアノを弾いたときに得るのは
一時の楽しいという感情と
弾き終わった一瞬の満足感
その後の切なさ
夢でもみてるつもりだったんだ