毎シーズンのことだけれど,一応1月スタートのアニメを見ています.
「これ超面白い!」というのがあったときは,やる気あるんで全部レビュー書いたりしていた時期もあったんですけど,もうそんな元気がないのでやりません.
先に言ってしまうと,今期で「これがあれば生きていける」くらいのアニメはないです.
ランクで言うと,上から,
「コレがあれば生きていける」
「来週が気になる」
「毎週続けて見られる」
「なんなく見ている」
くらいに分類されていて,それ以下は見ません.
実は今回,「来週が気になる」に分類できるアニメもないです.つまんないですね.
『ウィザード・バリスターズ』『生徒会役員共*』が「毎週続けて見られる」くらいなものです.
ウィザード・バリスターズは見た目,面白そうでした.
梅津監督作品だし,キャラデザがそれっぽかったので期待はしていたんですが,暗さが足らない.
主人公が明るいのはいいんですけど,マトモすぎるんですよね.
脚本がすごくマトモ方向なので,第1話で垣間見えたアクションシーンの素晴らしい演出とかが全然生きない.
もっと暗くグロくして,理不尽にしてくれていいんですけど,そういうのがない.
アクションシーンが多いアニメにも,爽快感に溢れているものと,暗さと理不尽さに溢れているものがあります.
どっちかというと後者がすごく好きなんです.
理不尽さが欲しい!!
爽快だったり癒しだったりするアニメっていうのは,物語を楽しむ上で人物に対して感情移入する必要はそんなにないんです.
だけど,泣きだったり感動だったり恐怖だったりするものというのは,感情移入させ方を考えて話を組み上げないとつまんない.
それが,やっぱり理不尽さなんです.
なんでもいいのですが,障壁がないと,乗り越えた時に感動しないんですよね.
最初から強い人が,一人でズカズカ勝っていくだけの話なんてジャンプには絶対乗らないでしょ.
弱いから,負けるし,修行するんだけど,それで勝てたりするから面白いわけじゃないですか.
そういう壁の一つとしての理不尽さがすごく足らない.