レジ袋有料は、一見様お断り感が強い

最近スーパーでは、マイバッグというやつが流行っていて、「レジ袋いらない」って言うのが流行りじゃないですか。

「レジ袋要りません」という札が用意されていたり、その札を出すと2円引きになったり、さらにはレジ袋が有料になるというシステムだってあります。

レジ袋って結構無駄になることも多いし、いいことだとは思うのですが、これをやっているスーパーってちょっと一見様お断りな感じを受ける。

札が用意されている程度ならいいのだが、2円引きとか有料になってくると、一見様お断り感が強くなる。

スーパーというのは、地元の人が利用者の大半なのだろうから、それでいいとは思うのだけれど。

コンビニではなくてスーパーなので、それなりに量を買うことを想定していくわけじゃないですか。

だから、知っていればマイバッグだってなんだって持っていくのはやぶさかではないんですね。

だけど、初めて行くスーパーっていうのは、そういうわけにもいかない。

そこで「いや、うちレジ袋有料だから」っていうのは、ちょっと行きにくいんですよね。

まぁ自分が暮らしているところのスーパーは、そういうことしてくれて全然構わないんですけど。

ちなみに、俺の故郷群馬県には、フレッセイというスーパーがかなり幅を効かせているのですが、そのスーパーでも似たような取り組みがありました。

ただ、ここはかなり前からやっていて、おそらく俺が高校生くらいのときから目にしている。

しかも、ここはマイバッグなんてぬるいもんじゃない。

マイバスケットですよ、カゴですよ、買い物カゴ。

あの、スーパーの入り口にあるカゴ、あれの色違いのものを販売していて、それをマイバスケットとして買って利用する。

買い貯めするので、もうバッグなんてちっさいものでは収まりきらない。

ならいっそ、カゴごと持ち歩くという、実に車社会的な発想なわけですが、これが利用者がかなり多い。

日曜の午前中にカゴを持って買い物に行くとポイントが5倍になるんですが、そんな日に手ぶらで行こうものなら、「なにあんた?この時間に来てカゴないの?カゴ」。

もう客の方も慣れきっているので、買ったあとに品物を移し替えるなんてしないんです。

レジって、自分でカゴに品物を入れて持って行くと、会計をしながら別のカゴに移すじゃないですか。

一般的な流れだと、このカゴに全て移し終えたものを、レジのちょっと外側にある台の上で袋に詰めますよね。

でも袋が存在しない、最初からカゴなんだから、そんなめんどくさいことをしないのです。

流れを説明しましょう。

まず、スーパーに入ります。

入り口にある、いわゆる普通のカゴ、緑色のフレッセイのカゴを1個とります。

ちなみにこのとき、自分の左腕にはマイバスケット(灰色のカゴ)を持っています。

このマイバスケットを下にして、2つのカゴを重ねます。

カートに載せます。

そして、品物を入れていきます。

レジに到着したら、カートからカゴを下ろす祭、緑色のカゴだけを下ろしてレジの前に置きます。

次にすかさず、マイバスケットをレジの前方、そう、普段店員さんが会計済みの品物を入れる、受け皿側のカゴがある位置に置きます。

するとなんということでしょう、お金を払い終わったら、そのままマイバスケットを持って立ち去ればいいのです。

そんな俺なので、もう買い物に行くときは当然のようにマイバッグを持って行きます。

いい加減最寄りのスーパーは、レジ袋政策を進めて欲しい。

なんだか、今の状態だと、無駄にマイバッグを持っていく俺の方が浮いている気がして、居心地が悪い。