『ラグナロクオンラインは既にどうやって最期を看取るかと言う段階』
http://d.hatena.ne.jp/tt_clown/20130730/ragnarok_is_dead
ユーザー数までは追っていなかったのだけれど、まぁそうだろうなという感じは受けている。
老舗のネトゲとしては、もう大分頑張ったほうじゃないだろうか。
そもそも、サーバー統合が行われている時点で、全体としてユーザー数を維持できなくなった。
さらに言うなら、この先盛り返せる見込みがなくなったと考えるべきだ。
もともと、ROの運営というのは、アップデートを適応してみて、「あ、やっぱりやめた」という戻し方は多かった。
サクライという試験サーバーを持ちながら、本番適応後にロールバックするというのは、非常に不評だ。
今は、ブレイザブリクという無料鯖がある。
ここは、スタート時から今までを一気にアップデートかけて、今それなりに盛り上がりを見せている。
まさに最期の一声と言えなくもないが。
ただ、それは期間限定であり、今年中に終了する。
それが終われば、さらにユーザー数は減るだろう(無料な時点で、接続数が増えても利益にはなっていないのだが)。
おそらく、本鯖が終了してしまえば、エミュ鯖だってそう長くはない。
こちらも、もはや新規ユーザを獲得できるような状況ではないし、本鯖がなくなればそれはさらに加速するだろう。
もしかして、取り締まられるようなことがなくなれば少しは盛り返すのかもしれないが……。
でもクライアントが落とせなくなる時点で、新規参入はないだろうし、無理でしょうね。
クライアントの配布というのも、それはまたひどく著作権問題なわけだし。
もうこれで最期だと決めてしまえばいい。
だらだらと引き伸ばし作戦をとっても、所詮は接続数が限りなく0に近づいて、維持できなくなるだけの話だ。
そうなる前に、終わり方をきっちり考えてしまおう。
ブレイザブリクとは逆に、1年くらいかけて今までのアップデートをすべて取り消していくというのはどうだろう(プログラム的には作業が増える)。
アイテムもだんだん消えていき、レベルもだんだん下がっていく。
モンスターやマップもだんだん消えていく。
そして一番最初のベータ時代の状態に戻って、終了にしよう。
そうしたら、なんだかその1年だけは課金してもいい気がする。