読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

研究室生活の終わり

日記

大学院を卒業した話を書きたかったのだけれど、ちょっと忙しくてうっかり4月になっているし、うっかりもう1週間も経ってしまっている。

なんだかんだで卒業式も終わっちゃって、いつの間にか研究室生活が終わりました。

鍵は返していないし、まだ研究室のメールも来るので、終わらせてもらえたのか怪しいですが、終わりました。

というか、研究室ドメインのアドレス、自動転送は自分で言って消してもらわないとこの先もずっと来続けるのだろうか。

高専本科で1年、専攻科で2年、修士で2年。

合計5年の研究室生活。

大学院はともかくとして、大学の最後に研究っていう単位があったりする理由は、やっぱり俺には上手く説明できないし、研究を嫌がる人が結構いるのも知っている。

でも、俺は楽しかったですよ。

こっちの方が授業やっているより居心地よかったです。

こういう言い方をすると、如何にも市場主義っぽくて内田樹に嫌われそうですが、お金払って学校に来ているのだから、もっとも利得の高い学生生活にしてください。

大学とか大学院っていうのは、もちろん最終的に就職するとか、いい成績で卒業するというのも利益のうちに入っているのですが、一番は教員が使えるっていうことです。

学費を払ったら(しかもこれは値切れない)、最大限のサービスを引き出すのが最も利益率の高いやり方です。

だから、できるだけ教員は残らせましょう。自分が勉強している限り付き合ってもらいましょう。家に帰って一人で勉強するなんて、お行儀のいいことやっていたら損です。ゴネましょう。授業だけで帰れるなんて思わせてはいけません。

わからないことはすべて聞きましょう。どうでもいいことでも、聞き出したら結構面白かったりします。

ただ、それだけだとどうも面倒ばかりかけている気がする。

確かに学費は払っているのだけれど、勤務時間外まで残らせているし、事実こういうことを書いているとなんだか申し訳ない気がする。

そうしたら、たまには「テスト問題作ってあげますよ!」とか、「採点やりましょうか?」って言ってみるのもいいかもしれない。

大丈夫、そんな簡単にやらせてもらえないから。

だから余力があったら、教員にも何かいいことを教えてあげましょう。

アニメとか見せると一緒にコミックマーケットに行けたりしますよ。

そうやっていると、結構研究室に来るのは楽しいです。

もうこれは随分前から思っていたことだけれど、研究の成果だけを見るなら別に家に帰ってもいいんですよ。

授業なければ家に帰って全部やって、ゼミに間に合わせればいい。

でも、それで上手く行く人ってそんなに多くないんですね、今まで見てきた限り。

だから、「うちらの研究なんてPCがあればできるんだから家でも……」って言われるとすごく違和感があったし、事実そんなことを言っている奴は修論再提出を喰らっていた。

もちろん研究室だから研究をすべきなのだけれど、なにもなくてもとりあえず研究室に来るってすごく大事なことだと思う。

だからこそ、研究室環境って大事なことだし、楽しくないと辛いのも仕方ない。

そういう意味も込めて、教授とは学費払った以上の関係になっておくほうが、よっぽどお得だと思うんですよね。

そういうわけで、俺は楽しかったです、研究室生活。

でもなぁ、理系ばっかり見てきたし、もうこんなに長い間研究室に来るのが当たり前だったから、俺にとっては普通だったのだけれど。

おそらくだけれど、世の中から見ると、こういう研究室とかそこでの生活って、かなりマイナーなもので、知られていないのかもしれませんね。

ついこの前まで学会行ったり論文投稿してたり(というか、これの返信があるのでまだ終わってないんじゃね?)、まだ呼び出されそうな予感がしていて、ちょっと不安だ。

真面目な話、鍵は返していないし、出張費の確認もしていないし、部屋も片付けきっていないから、本当に呼び出されそう。