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またまたエミュ鯖閉鎖騒動

昔、twitterが流行するちょっと前までは、ブログをすごい頻度で更新している人がいました。

まさに今のtwitterのように、5行も書かないような記事をかなり短いスパンで1日何件も書く人。

すごいとは思うんだけれど、やっぱり俺は1日に2件以上は書けなくて、もう最近では面倒くさいのでブログとmixiで同じ日記を載せている。

クラウドシティはまだ始めたばかりなので、それなりに絞って、すべてを転載しているわけではなく、たまにクラウドシティのみに書いているものもあるんだけど。

そういう意味で別コミュニティの方々には非常に申し訳ないのですが、今日はラグナロクオンラインのエミュ鯖の話をします。

説明はするつもりですが。

何があったかというと、

「オンラインゲーム海賊版、模倣サーバーで横行」

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120601-OYT1T00677.htm

こんな記事になりました。

今回逮捕者が出たことでいよいよヤバイという話で盛り上がりを見せているわけです。

まず、ニュース記事の図にあるような説明をします。

エミュレーターサーバーとは何か。

ラグナロクオンラインでいうなら、開発をしたのはgravityという会社でした。

ゲーム自体の運営はガンホーが行っています。

そのゲームのプログラムを、会社とは無関係の個人がサーバー上で動作させて遊べるようにしたものがエミュレーターサーバ、エミュ鯖と呼ばれるものです。

なんでそんなことをするのかって?

本家は有料なんです。

ゲーム自体はオンラインで遊ぶものであるため、月額課金制にしたりアイテム課金制にしたりしています。

とにかく、普通のオフラインゲームのようにディスクを買えばそれで支払いが終わり、というわけではないんですね。

だけれど、個人が運営するエミュ鯖では大抵の場合、課金の必要はないので、人数が少ないだけで同じゲームがプレイできます。

ここで、「プログラムを不正に入手」と書かれていますね。

実際のところ、各エミュ鯖の運営者がガンホー不正アクセスをしたりしてプログラムを盗んでいるわけではありません。

そんな凄腕のハッカーみたいなやつらが逮捕されたわけではないんです。

プログラム自体は、AurigaやeAthenaと呼ばれるプログラムであり、これは鯖の運営とはまったく別の人たちが作って公開しています。

それ自体が不正なのかどうかについては、今回のニュース記事には書いていないし、俺にもわかりません。

エミュ鯖というのは、そのAurigaやeAthenaでもって作って公開されています。

今回逮捕されたのは、そのサーバーの管理人ですね。

ちなみに、ニュース記事ではラグナロクオンラインのエミュ鯖について、「中には100人以上が使っているサーバーもあった」などと書いていますが、2008年の時点で100人なんてザラです。

OmegaForestは300人を超えていたと聞くし、海外には1000人を超える鯖だって普通にあります。

そういう意味では、ラグナロクオンラインのエミュなんてももう下火も下火、本家が鯖統合するくらいですから、エミュだってひたすら過疎傾向にあります。

でもまぁ、そんなニュースになったりして、またエミュ鯖はどこもかしこも閉鎖の嵐です。

これはなぁ……やっぱり同人誌と同じでグレーゾーンっていうのは著作権的に、法律的に言うと限りなくアウトなんですよね。

俺はエミュ鯖ってそれなりに面白い物だと思うし、それが著作権侵害だということは認めますが、それを潰すことが運営会社の利益になるとは思っていません。

だから同人誌と同じく、なくしちゃうのはもったいないと思う反面、同人誌ほど勿体ないとも思えない。

というのも、エミュというのは模倣であって、確かに二次創作なんですが世界が違うんですね。

同人誌というやつは、同人誌を描いている人は確実に得をします。

金銭的に、ということではなくむしろそれ以外の部分で、自分の絵のスキルが上がったり、それを見てくれるファンが増えたり。

そしてそれはファンになっている人も、同人誌を描いている人も、確実に現実世界の中でどこかに得をしているんです。

だけど、オンラインゲームというやつはちょっと違って、これはやってみればわかるんですけど、虚しさがでかい。

特にエミュだとわかりやすいんですが、模倣といっても人数は圧倒的に少ないんですね。

サーバーが違うのだから、当然自分のプレイした時間やアイテムや経験値というのは、そのサーバー内にのみ蓄積されるんです。

そうすると、サーバーが終わってしまったら世界が終わりなんです。

個人運営のエミュ鯖なら特にこれがでかくて、自分で運営して自分でプレイしない限り、自分のデータは残らないし、ゲーム内の仲間というのは別コミュニティでつながりを求めなければ維持できないんです。

だから、同人誌ほど面白さの上に嬉しい部分が載っているわけではない。

別のサーバーと繋がったり、ほかのところに自分のコミュニティやデータを持って移住できればいいんですけど、そういうわけにはいかない。

お陰で二次創作といってもやっぱり面白さが、「創作」というほど面白くならないんですね。

まぁゲーム自体でいうなら、ひたすら次の月も課金してもらえるように、終わりなきゲームをアップロードし続けている本家より面白いこともいっぱいあるんですけど。

3次職があまり好きでなくて、2次職までのGvができる鯖を追い求めたりする人もいるわけですからね。

今閉鎖しつつあるサーバーにはあまり思い入れはないんだけど、やっぱり懐かしいなぁ。