「ももへの手紙」見てきた

お集まりいただいた皆様、ありがとうございました。

昨日はまた飲み会だったんですが、なんでしょうね、どうしてこう朝までやるっていう選択肢がいつもあるんでしょうね。

昔、高崎で飲み会をしょっちゅうやっていたころはそれも割とアリだった気がします。

確かに、朝までの数時間を満喫で寝るとか、朝まで飲んでるとか、そういうことをやった気がします。

だけど、いい加減疲れるじゃない。

あと、だいたいどんな飲み会でもそうなんですけど、楽しいんですよね。

で、その楽しさを乗り越えた次の日の元気の無さが半端ない。

もうひたすら何もしたくなくなる。

金曜日だから見るアニメがいっぱいあって、それでもあんまり退屈しなかったけど。

さて、

「ももへの手紙」見てきました。

これがすごい面白かったので、是非見に行ってください。

上映館数は少し減らされてますが、まだまだ見られると思います。

最近、アニメに関して、あまり予告だとかイントロダクションだとか原作だとか、そういう下調べをまったくしない状態で見るようにしています。

これについても「普通のほんわか日常系アニメなのかな」と思ったのだけれど、度肝を抜かれた。

アニメオタクのいう、泣けるっていうのがあまり信用ならなくて、泣けると言えば泣きたい気分にはなるんだけど、別に涙が出てくるわけじゃない。

でも、これに関しては、完全に意表を突かれたというのもあるんだけど、泣いたわ。

笑いながら泣いたわ。

アニメってファンタジーもあるし、ロボットが出てくるのもあるし、ミステリーもあるし、最近では難しいテーマを扱おうとしている真面目なアニメまである。

でも、そんなに頭をいろいろ使わなくたっていい。

「アニメってこのくらいでいいんじゃないかな」と思えてくる。

深い話をしているわけでもないし、ものすごい冒険活劇でもないし、主人公がすごいことをするわけじゃないんだ。

だけれど、うっかりしていると笑わせられる。

人が生きていると、それなりに誰でも出会うくらいの、ちょっと悲しいこととか辛いこともあるんだけど、そういうのをまったくわからない、わかってくれなそうな奴らが笑わせてくれる。

ヒーローになるわけでもないし、特別すごく嫌なことがあるわけでもない、ただちょっと仲間になって、一緒に遊んでくれる。

そうやって、ちょっとだけ辛いことを、解決はしてくれないくせに笑わせてくれる。

これって、「となりのトトロ」みたいなアニメです。

だから、うっかり何も考えずに見に行ったら、泣きながら笑ってしまった。