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手を挙げて質問なんてできなくたってなんの問題もない

坂道のアポロン」の大当たりが的中した!

第一話「Moanin'」、ジャズ曲以外にも、主人公が朝弾いていたのは、ドビュッシーのベルガマスク組曲「月の光」。

実はこれ、サントラが4月25日に発売予定。

イメージアルバムはすでに発売していて、曲目がすごい。

こっちは2曲くらいquasimodeも参加している。

第1話からいいつくりだし、演奏シーンがしっかり描かれている。

どこぞの軽音楽部アニメのように、全然練習しないし、曲を演奏しているところも手元を映さなかったりするアニメや、オーケストラの演奏シーンはいっぱいあるのに全部モーフィングだったり、そういうアニメはいっぱい見ました。

これはしっかり描いてある。

さて、

この日記は、まだ多少群馬高専に関係ありそうな人が見ている気がするので言ってみますが、荒川さんの授業の定例文句「何か質問はありますか」で質問をしたことある人っていますか?

俺は、4年のころ、罰ゲームで「先生は、僕たちのことが好きですか」って言わされていた白石しか記憶にありません。

2回連続で名前が出てきてアレだけど、同一人物です。

それだけ面白いヤツだと認識しておいてください。

荒川さんの場合は、「これで終わりにしますが」という意味なんですけど、これと同じく「何か質問はありますか」というところで質問をする人は、あまり見たことがない。

でも、よく英語の授業なんかで「私がアメリカに行くと、みんなこぞって質問してくる。みなさんもこうでなければならない。空気なんて読んでたらついていけない。」って言われますよね。

これって一体何が違うんだろう?

おそらく全員それなりに人間であって、使用してくる言語は違っても、質問がないわけではないと思うんですよね。

つまり、日本人が人の話に対して疑問を抱きにくい種族であるわけではないと思う。

「質問はなんとなくあるんだけど、みんなの前で手を挙げて、周りの人の時間を奪ってまで聞きたいほど気になるわけでもないし、それで変なこと聞いたら完全に滑る」と思うから聞かないわけですよね。

これがおそらく「空気を読む」というヤツだ。

小学校から集団生活を続けてきて、それなりに浮いている奴や変なやつはいても、なかなか手を挙げて質問をしないあたり、だいたい日本人というのはこの程度の空気なら読めるのである。

これを、突然授業で「みなさんは将来海外で……」みたいな話の流れで「空気を読まないで手を挙げて質問をしてください」といっても、そんなに質問は来ない。

いや、むしろそんなことをするに意味はないと最近思っている。

だって、俺たちは日本社会に生きていて、留学して海外で就職する奴以外は、今のところほとんどが日本企業に入るわけだ。

日本企業に入るということは、入る時点では日本の集団生活の中に入るということなのだから、空気を読まないヤツはその段階で相当苦労する。

むしろ、「お前空気読めよ」と思われている奴ほど、日本社会は生きていくのが大変になる。

そしたら、「将来海外で」の部分が相当ゆらぐはずだ。

だからそんなところで、変に訓練させて授業をつまらなくすることが、非常に無意味に思える。

もしかしたら、切り替える術を身に着けるべきなのかもしれないが、だとしてもそれは英語の授業の趣旨に当てはまるのだろうか。

むしろ、周りの奴らが手を挙げまくっている集団に入れば、空気の読める俺たちは、その集団の空気を読んで生きていけるのではないだろうか。

別に、質問がないわけではない。

多分、俺たちは、しかるべき方法で質問を集めると、授業が絶対に授業時間で終わらないレベルの質問を寄せることができる。

一昨日と、昨日、大阪芸大で授業をしていた岡田斗司夫が、その授業をすべてニコ生で放送した。

これがとても面白くて、おまけに俺はどこにもお金を払っていない。

大学の授業をニコ生で放送できる、という仕組みが成り立っている理由は、ちょっと複雑で、それは岡田斗司夫がどういうやり方で大学に来ているのか。

FREEexという組織がどいういう仕組みになっているか、という説明をしなきゃいけないので、省略する。

これで放送をしていると、恐ろしいことに、大学の授業なのに反応がすごい勢いで返ってくる。

多分これは日本人的な方法なのだが、授業の質問はtwitterで募集したら、すごい量が集まると思う。

そもそも、日本人は大勢の前で手を挙げて何かを言うのは、そんなに得意ではない。

だけれど、紙に書くことはものすごく得意なんだ。

だって、FMもAMもある上に、インターネットラジオなんてものが発達して、だいたい地上波で放送しているアニメは、そのラジオまで持っているんですよ。

で、ラジオって基本おたよりで成り立つんですよね。

どこの番組でも、それだけメールを送るやつがいるっていうことですよ。

絶望放送なんて開始2日で600通ですよ。

だって、世界人口60億人のうち、たった1億3千万人しか国民がいなくて、おまけにその国内のひとつの民放が、たまにラピュタを放送するだけで、twitterのサーバーを圧迫する国なんて日本しかない。

別に、ラピュタなんてほとんどの人が見たことあって、下手したらDVD持ってる人も大量にいるはずなのに、みんなしてバルスするわけですよね。

で、インターネット上のいろんなサービスは、本当にバルスしないように恐れている、こんな変な国は日本だけだと思いますよ。

これを、挙手制にして「大勢の前でなんか言え」にしたらほとんど手は上がらないと思うんですよ。

でも、全員にネット環境与えて、「twitterでなんか呟け」って言ったら、バルスするわけでしょ(笑)。

こんなの、そのまま使った方が面白いに決まっているじゃない。

うちの大学にも、遠隔授業というやつがある。

大学だと、キャンパスが複数あったりして、それが離れていたりすると、中継で授業をしたりするんだ。

でも、これの運営している大学側が実にへたくそで、まるで素人のニコ生配信なんだ。

登壇者が黒板に何か書いていても、それを映せなかったり、声しか送られてこなかったり、スライドを映しているはずなのに、それが映されなかったり。

おまけに、質問は挙手制だから、映像を見ている人たちは実質質問できないんだ。

学部生だって院生だって、全員に学校のドメインのメールアドレスが割り振られているのだから、履修申告したヤツ全員にパスワードを流して、授業は鍵付きのUst配信にすればいいじゃない。

そうしたら外部の人間は見ることはできないし、俺たちは別に学校に来る必要もないわけでしょ。

そもそも映像で見せられているのに、教室に集まらなきゃいけないなんて、非効率にもほどがある。

そして、Ust配信であればtwitterと連携できるし、質問も鬼のように集めることができると思うんだ。

俺たち、中継を見ている側もそうなのだが、おそらく目の前で話を聞いている学生も、この方がよっぽど質問しやすい。

そうしたら、なんかすげー面白い質問が集まって授業は面白くなりそうな気がするんだけどな。

今はまだ、オタク系のイベントなどで、「質問はtwitterで」というやつまでしかないのだと思う。

それでも、変な質問やらヤバイ質問やらが集まって面白い。

だって、「マンガ批評の方法」っていう授業で、「ハーフの赤ちゃんが欲しいんだけどどうすればいいですか」なんて質問が出てくるのだから。