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スバルちゃん構想

アニメ

研究室の新入生へのお知らせページに、萌える初音ミクの画像が映りこんでいる写真をでっかく貼り付けたら、怒られました。

一体何が問題だというのか……、某学会誌の冒頭でいきなり初音ミクの話ばっかりしているのに、なんで研究室のHPはダメなのか。

さて、

ついにトヨタもアニメ進出するらしいです。

しかも、Studio4℃がアニメーション制作を担当するらしい。

知っている人は知っている、やばいクオリティのアニメを作る会社ですね。

魔法少女隊アルス鉄コン筋クリート、Genius Party、スプリガン、アニマトリックス、など知っている人はかなり限られると思います。

最近こうやって、自動車会社とのコラボでアニメが作られることが増えましたね。

去年の「放課後のプレアデス」や、今年の「輪廻のラグランジェ」など。

流行ってるんでしょうか?

ただ、アニメを見ている側からすれば、このレベルでのアニメ化ならば自動車会社についてはどうでもいいと思っています。

アニメを見ている限りは、自動車会社を意識することはないし、これを見たからと言って自動車を買おうなんて思わない。

どうせなら頭文字Dでも見せた方がいいです。

むしろ、どの辺に自動車会社が関係している部分があるのか、ほぼわからない。

プレアデスなんてまったく関係ないじゃないですか。

そして、プレアデスはGAINAX、ラグランジェは原作にProductionIG、アニメーション制作にXEBECを入れておきながら、どっちも大して面白くない。

いや、面白さをいうなら制作会社で言わずにこう訂正しよう。

スバルは、監督に佐伯昭志作画監督大塚舞を入れておきながら。

日産は、総監督に佐藤竜雄、監督に鈴木利正、シリーズ構成と脚本に管正太郎を入れておきながら、なんであんなアニメになっちゃったの。

面白さも話題性もそれほどないけれど、なんかいいスタッフを集めることは得意なんですね。

Studio4℃トヨタも、そうならないことを祈ります。

こういうアニメとのコラボって、もうなんのためにやっているのかよくわからないんですよね。

だって、免許を取れる18歳を越えた大抵の日本人なら、スバルも日産もトヨタも、知らないわけないじゃないですか。

そして、さんざんテレビCMも流しているんだから、新しく出る車も、多少は知っているし、その辺歩いてればゴマンと走っているわけじゃないですか。

だから、認知度としてはどこもそんなにヤバイわけではなくて、そこを上げようとしているとは思えないんですよね。

で、車ってその辺の駄菓子とかオモチャと違って、うっかり衝動買いするものじゃないでしょう。

つまり、「新谷良子がブログで取り上げてたから」という理由だけで、無駄に好きでもないのに氷結買ったりする、そういうノリで車買うやつってほぼ皆無だと思うんですよ。

だったら、やるべきは「車を買おう」と計画している人に、どれだけスバルなり日産なり、自分のところの車を買ってもらえるようにするか、っていう戦略なわけじゃないですか。

そのときに、「プレアデス面白かったからスバルにしよう」とか「ラグランジェ面白かったから日産にしよう」って思わせなきゃダメなわけですよ。

もしくは、「車なんて必要ない」と思っている人間にどれだけ「車を買おう」って思わせるか、という戦略じゃないですか。

前者はともかくとして、後者はおそらくまったくうまくいってないですよね。

少なくともアニメ進出で「車買おう」って思うヤツは、ほぼいないと思うんですよ。

どう頑張ってプレアデスを繰り返し見ても、「車買おう」って思う要素は含まれていないわけですよ。

たいがい「女の子可愛い」しかないですよ、あのアニメ。

前者の戦略だとするなら、やっぱり車を出すか、キャラをもっと作らなきゃダメだと思うんですよ。

アップルにジョブズがいたのと同じように、エヴァ庵野っていうキャラクターが付随しているように、スタジオジブリ宮崎駿っていうキャラクターがいるように。

だから、もうスバルはスバルちゃんっていうキャラクターを作ってアニメ化すればいいんですよ。

なんなら、劇中に道路を走る車を全部スバルの「売りの車」にしちゃえばいいし、なんなら「その車の痛車」を劇中で出せばいい。

化物語の劇中に、同じ車ばっかりいっぱい映る話数があって、あれダットサン・フェアレディなんだけど、あの話をみると、あの車だけはやたら印象に残るんですね。

そういう演出をすればするほど、なんとなく車のことは覚えているんですよ。

だから多分、あれが実際に走っていれば「あっ」って気づくと思うんですよね。

そういうものです。

スバルちゃんの話に戻るけど、そうやってスバルとかスバルの車自体のイメージをもうキャラクターにしてしまえばいいじゃない。

それでアニメ化すれば、絶対スバルちゃんのデコレーションをした、スバルの痛車とか普通に出てくるからさ。

そうすれば、少なくとも俺みたいに「車にはまったくこだわりはないから、別になんでもいい」と思っている人間が「うっかり車が欲しくなった」ときに選ぶのは、「自分の好きなところにちょっとだけ傾いているところ」ですよ。

ちょっと前にブログに、占いの話を少しだけ書いたんですが、それと似たようなもので、技術がある程度上がってきて、製品自体の性能がどの会社でもそれほど大きな差もなく、価格もそれほど変わらなければ、「どれを買うか」を決めるのは「なんとなく好きか」とか「信用できるか」みたいなものになってくると思います。

そういうときに、キャラクターっていう看板というか、人間で言うなら顔みたいなものが見えてる会社と、まったく見えていない会社だと、絶対に見えている方が有利な気がします。

Facebookのアイコンで顔を見せていない人を、なんとなく信用できないのと同じで、企業もキャラクターとかアイコンが見えている方が、「なんとなく信用できる」の部分で有利な気がします。

スバル関連の会社に勤めている友達がいます。

友達曰く「スバルはスバリストっていう、元からスバルが好きな人に支えられている」と言っていました。

アニメ会社と一緒になってアニメを作る、ということは、この「この会社が好き」という人間を、このでっかいオタク文化の中にも組み込みたいということなんでしょう。

だったらなおのこと、スバルちゃんはアリだと思うんだけどなぁ。

そうやって成功したデ・ジ・キャラットっていうやつがいたじゃない。