さよなら絶望先生、連載終了が近いって!マジで!
あと10回で終了だって!?
そろそろ自殺を考えるべきなのか……。
みなさんさようなら、さよなら、本当にさようなら……。
久米田先生!どういうことですか!
さて、
今日は岡田斗司夫×神田昌典対談「世界の変わり目にフリーに生きる」を見ました。
http://www.ustream.tv/recorded/21078598
2時間ぴったりありますけど。
月刊FREEexって、コミュニティに入っている人しか気づかないだろうし、公式放送より全然人数少ないんですね。
終了時点での総再生数3820、コメント12485でした。
ものすごく危なっかしくて面白かったんですが、本当にすごい。
確かに岡田斗司夫を知っている人しか集まっていないとはいえ、番組終了後のアンケートで、76%が「とても面白かった」、17%が「面白かった」、っていうのは異常ですね。
3800人のうち93%、3500人以上が面白いと言っている。
非常に変な二人の対談なので、話があっち行ったりこっち行ったりしていましたが、まぁすべて面白い。
というかヤバイ話が多い。
「日本は2018年、つまりあと6年で、10人のうち1人が貨幣経済から脱却する。」
二人とも評価型経済社会が来ると主張しています。
これは神田さんの発言ですが、現在平均年収というのは下がり続けている。
これはおそらくそんなに簡単に上向きにはならずに、下がっていく中で、6年後くらいに、年収150万も行かないのに、年収500万のヤツより潤った生活をするやつが出てくる、という話です。
そういう人が、10人に1人の割合で出てくる。
10人に1人になれば、そこから2人に1人になるのはそんなに難しい話ではない。
だから、日本は2030年くらいまでに、貨幣経済を脱却する。
そしたら消費税何%に上げようが税収ガタ落ちだざまーみろ!
そしてもっとすごい話。
評価型経済社会では、日本国民一人ひとりに通貨発行の権利がある。
それは価値がないものもあるかもしれないが、発行した人が誰かによってくる。
誰かの貨幣は無価値であったとしても、別の誰かの貨幣はジンバブエドルよりは価値があったり、または中国元より価値があったりと、そういった貨幣を誰もが作れる。
派生した話として、それがありなら、司法権というものはもう国に持たせなくてもいいんじゃないか。
評価型経済社会では犯罪を犯した者に対する評価は人々がつけるのであって、それで十分生きられなくなる。
この辺は結構笑いながら大真面目に話すしかないですが、評価型経済についてはかなり前向きです。
神田さんは、ちょっとした実験の話なんかをしてくれます。
引っ越しの時に出た家具、これをリサイクルショップに引き取ってもらうより、Facebookに写真撮って売りさばいたら、2日で全部売れて、おまけに6倍の値段がついた、とかね。
これが、同じマンションに住んでいるだけの住民に安値で引き取ってもらおうとしても、誰も来ない。
すごいよね、今の日本社会っていうのは地域コミュニティを作りにくい世界になっている。
作りにくいというか、マトモに考えたら作る必要がないものみたいに見える。
だから、少し顔見知りなだけの、同じマンションに住んでいる他人が信用できない。
評価資本がゼロのままなんだ。
地域通貨導入の話もありまして、地域通貨を導入しても今の段階では、それだけで生きていくことはできない。
だけど、何かの拍子に一度円がガタ落ちしてしまえば、その瞬間に誰かが気づく。
地域通貨の使い勝手の良さに。
それに一度気づいてしまえば、もう一度円に戻ることの方が大変になる。
もう一つ、日本という社会は昨年の大震災でかなり価値観が変わっている。
おそらくその前の社会の続きと見ることはできない。
そして、2018年までに、多分このくらいの何かがもう一回くらい起こるだろうと、二人とも考えている。
これについては俺も思う。
多分、もうそんなに先の話ではなくて、もう一回くらい地震か何かがあると思う。
日本はこの後GDPは下がっていくしかない、人口が減るのだから経済は縮小する。
縮小するんだけど、言った通りになると、評価型経済社会の評価資本の部分でGDPはおそらく世界一になるだろう。
そして貧乏だけど楽しい国になっていく。
これは、おそらくこの二人の共通の考え方だと思う。
評価型経済社会っていうのは、嫌われ者にとってはとても住みにくい社会です。
差を埋めるものはお金しかない。
お金を稼げなければ生きていけないんです。
嫌われ者が年収500万あったとしても、いい人戦略成功者は年収150万でそれと同じレベルの生活をしてくることでしょう。
でも、なんでしょうね。
このお二人も言ってましたが、評価型経済社会ってそんなにうれしい話ではないですよ。
そんなに楽しいことで満ち溢れている社会ではないんですね。
ただし、この対談自体は、こんな内容をひたすら二人が繰り広げるという、とても面白い話でした。