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2011年のアニメを!②STAR DRIVER輝きのタクト…綺羅星!

2011年のアニメ連続紹介日記第2弾!
2回目の今回は,「STAR DRIVER 輝きのタクト


久しぶりにみるロボットアニメの中では,かなりいけている方ですね.


もちろん女性が見ても面白いと思うのですが,どうしても俺は男であることをやめられないのです.
男性はロボットアニメが好きです.これを性(サガ)と言います.

ロボットアニメに必要なのは盛り上がりとか勢いといったもの.
それを非常によく表現していて,ロボットが出てくるシーンでは作画が違う!
影のつけ方や,動きが入ったときの機体のゆがみ方,そういうものすべてで勢いを表現しているアニメです.
こういうアニメは,最近は少なくなりました.

やはりCG技術というものが進歩すればするほど,ロボットのようなメカ的な,割と直線がはっきりしている造形物はCGで描いた方がしっかりしたものになるし,動かすのも楽なのです.
でも,そういうものでは出せない勢い,そういうのがそこかしこにしみわたっていて,清々しいアニメでした.

それを象徴するような,南国っぽい島が舞台.
海も空も,いい感じに青い色が多く使われていて,画面の色のバランス的にも清々しいアニメでしたね.


エヴァンゲリオンの新劇場版が放映されていたり,毎回何が違うのか俺にはわからないようなガンダムをいつもやっていたり,グレンラガンのような暑苦しい昔ながらのロボットをやってみたり,マクロスFのような,およそロボットはいえないような部分での流行を求めていたり.
そう,ロボットアニメ界もいろいろと変化してきました.
そして,これがゼロ年代で最後になったであろうロボットアニメでした.


俺たち,男の子が求めていたもの.
STAR DRIVERというアニメでは,グレンラガンのような泥臭い暑苦しさを捨てて,ひたすらにかっこよく.
キザなくらいにかっこいいキャラによって,本当に主人公が強いロボットアニメをスタイリッシュにやりのけた.

そして,主人公と親友一人,女の子一人.
この構成は女の子がヒロインとして活躍するアニメが増えてきてから,かなり使い古されていた設定で,しかもラスボスは親友.
この王道設定が,ひねくれたロボットものを見せられてきた,そしてグレンラガンで何か爆発しきらなかった,男の子たちの心に火をつけるのには十分だったと思います.

俺たち,そこまで年取ってない!まだちょっとガンダム以前の,熱かった時代のロボット世代でもないけど,もっとかっこいいロボットアニメが見たい!
そう思う心に十分響きました.


そして,最高の悪役「綺羅星十字団」.
この,いかにも悪役で,恥ずかしい恰好をして,恥ずかしい掛け声をかけているのに,やたら支持率が高い.
アニメ内でも歓声が沸くほどの総会を繰り広げていたり,主に俺の周りでは「綺羅星」はあいさつになるほど流行った.
これは,「ヤッターマン」の「ドロンボー一味」です.
あれと同じタイプの,非常に憎めない悪役で,悪役の方がなんか印象が強くなってしまう,そういうタイプのいい集団でした.


オリジナルアニメでこのクオリティ,話の一貫性,王道ロボットものしては非常に多くの謎を内包したままストーリーを進めるアニメでした.

また,かつてないほど学園で青春を送る高校生と,ロボットというものを上手く結びつける設定,そしておそらく校内の人ばかりで構成される綺羅星十字団
意外に世界は広いようで狭く描いているあたりは,後の展開など考えずに作ったオリジナルアニメらしい.

 

そういう,男の子の心に火をつける清々しいアニメでした.


夜間飛行の部長と副部長はどういう関係なのか,なぜ事情を知ったようなセリフが混じっていたのか.

親父とは一体なんなのか.


そして,じいちゃんはいったいどれだけ強いのか.


気になった方は是非見てみましょう!