はぁぁぁぁぁ!幸せ時間でした!
昨日はNHK音楽祭.
エフゲニー・キーシン(p)
ウラジミール・アシュケナージ(指揮)
演目は
ショパン:ピアノ協奏曲第1番
キーシンすごく上手い.
あんな深い色したショパンを聴くのも初めてだ.
第1楽章,オーケストラの第1主題から,ちょっとキーシンに合わせてあまり加速しない感はあったけど,キーシンすげー上手い.
オケの表現が追いついてこない感じがするくらい.
無計画な加速は絶対にしないでしっかり弾くくせに,ルバートのかけ方がすごく好き.
第1楽章は再現部終わってコーダに入ったところがものすごく好き.
軽く弾いてくれる人もいっぱいいるんだけど,ショパンを軽々しく弾いてくれる人ってあんまり好きじゃないので(笑),こういうのはすごくよかった.
もう,めっちゃねっとりしてるかもしれないw
第2,第3楽章の高音めっちゃ綺麗だしね.
ピアノの音がめちゃくちゃよく響いててオケとの音のバランスがいい.
アンコールはスケルツォ2番,ワルツ第6番.
弾いたことある曲は勉強になります.
まさかスケルツォみたいなでっかい曲をアンコールでやってくれるとは思わなかったけど.
こちらの方がシドニーというオケにはあっている.
メリハリがあって,交響曲にしては第2楽章が静かじゃないので.
第3楽章のえらくきれいなメロディーの後,入りからびっくりする第4楽章,そしてラフマニノフ終止.
オケにあっててよかったです.
アンコールはちょっと特殊でした.
アシュケナージは出てこなくて,トロンボーンの人が4人出てきて.
今回の震災直後にオーストラリアの人が,日本のために作ってくれたトロンボーンの曲というものを演奏してくれました.
オケの人が,頑張って日本語話して「来てくれてありがとう,日本頑張ってください」と言ってくれた.
終わった後は,一緒に行った高ちゃん,後藤とともにちょろっとご飯食べて帰ってきました.
久しぶりに会ったなぁ!なんていわない.
後藤に会ったのは2か月ぶりくらいだけど,高ちゃんとは2週間ぶりくらい.
この人たちとはかなり頻繁に会っているぞ!