【MAG・ネット】期待はずれ。BSマンガ夜話の方が数段面白い。【マンガ・アニメ・ゲームのゲンバ】

自分の運転する車には人を乗せたくない

という主義の友達がいて、免許をもっていなかった時代の俺はその気持ちが理解できなくて

なんかコミュニケーションを取りたくないのか

それとも俺が嫌われているのか

とか思っていたんですが

免許を持って、車を自分で運転するようになるとその気持ちが結構わかるようになりました

まぁ、常に、誰も乗せたくないというわけじゃないんですが

そういう気分の日もあって

何もしゃべらなくても誰かを隣に乗せるとイライラするときがある

先日MAG・ネットの話を出しました

化物語の回を見たんですが

あんまり面白くないです

アニメの現場話やら裏話、またはアニメの特集が組まれるような番組があることは非常に嬉しいことです

が、どういう人向けで、どういうスタンスで放映するかというところがちょっと気に入らなかった

俺はアニメ化物語を見終わっていますし

そのレベルでのネタバレは全然気にしません

むしろ裏話をすると公言するくらいの番組なら、ネタバレをガシガシしながら

アニメを見た人

特にオタクな人が見ていて楽しい番組を期待するんです

でもこれ

編集の仕方もそれほど上手いわけじゃないんですが

なにより話してる人と、話ている内容がつまらない

オタクというのは基本的に話すのは好きなほうなので

好きなアニメについて語り合う、または語り合っている人たちを見ながら、自分で考える

というのは凄く好きだと思うんですね

ところがそういうものに同調させようという番組ではなかった

なんか紹介番組みたいなんですよ

たとえば語り合ってる人ですが

オタクなのかもしれないけど

周りにいる人たちなんですね

いわゆる業界関係者ですが

化物語制作に直接関わった人は、インタビューでしか出て来ない

語り合っているのは熱心なオタクたちで

それも語り合うレベルがネタバレをしない、大雑把なことばかり

魅力とかいいながら、たとえば些細なカットの使い方とか

演出の仕方、話の内容の突っ込んだところ

そいういうものにはほとんど触れない

一番マトモだったのが、会話劇の連続性に対して画面が不連続であることにより

緊迫感が生まれる

という話

ただ、そこだけだよね

もっと突っ込んでいいはずなんです

たとえば会話内容だとか、キャラの動作について

全体的に画面構成がうまいよねとか

そんなこのブログで言う程度のことを期待しているわけではないんです

たとえばですけど

最近のシャフト・新房アニメに多いカットの多さ

文字の多さ

そいういうものにこだわるだけで結構いけるはずなんです

新房が始まったソウルテイカー

そして月詠ぱにぽに

そういう時代はそれほどカット数も多くなく、また台詞だけカットもなく

ましては一時停止しなければ読めない量の文字を一瞬カットにはさんでは来なかったわけです

そういった面から、あのカットの多さに対する文字の役割というものを

歴代新房アニメをなぞりながら見るだけで

実は結構面白かったりするはずなんです

番組全体的に一貫性がない

これもあった

あれもあった

という大雑把な魅力説明だけにおわっていて

本当にオタクが聞きたい、制作裏話、ものすごく深い読み

そういうものがない

これなら、制作スタッフ呼んで、「化物語」ってだけテーマ与えて自由に1時間とか話させたほうが全然楽しい