続きには何かが隠れている

久しぶりに蝉が鳴いているのを聴いた気がしてちょっと嬉しかったです
やっぱりまだ8月なんだからそうそう涼しくなっちゃ困るんですよ

また・・・雨降ってるけどね!

 

 


今日はサマーウォーズ見に行ってきました
ネタバレなしな程度でいきましょう

 

デジモンぼくらのウォーゲーム
ワンピースのオマツリ男爵と秘密の島
時をかける少女

と、今回で細田監督の映画を見るのは4本目になります

他にもアニメ方向では絵コンテの仕事とかちょいちょいやってるので
橋本カツヨ名義では結構いろんなところで見かけます

 

今回も細田守の色がめっちゃ出てました

時をかける少女のときもそうでしたが、マッドハウスが作っている割にはマッドハウスの色が出てこないのでなかなか気づかないです


脚本はまたしても奥寺佐渡
キャラデザも引き続き貞本でした


映画のスタッフロールだと原画っていうところに人の名前がいっぱい書いてあるのが結構嬉しかったりします

ただ、
動画のところがDR MOVIEとなっていて
あとは外人の名前ばっかりでした
DR MOVIEはマッドハウスの下請けで韓国の会社だと思うんですが

やっぱり今の時代中割は外注なんですかね

作画監督はいい人使ってたんでクオリティ的には凄く良かったです

キャラデザも変わってないし作画監督も続投な感じなので
作画は時をかける少女とよく似ていました

 


仮想空間の話が出てくるのですが
そこはやっぱり細田的でしたね

その部分だけはちょっと違う感じ
あれは上手く使い分けたっていうのもあるし、なんか浮いてる気がしなくもない

ヴィトンのプロモーションを思い出す

 

 

声優は
仲里依紗いる気がした!
と思ったら本当にいました

脇役だったけどね

あとはみんな知らない人ばかり
ってか声優多い!

 


内容的にはあんまり話すとネタバレになります

なんか空が映ってるシーンとか良かった
一応夏のアニメとしてはさっぱりしてて
結構誰でも見られると思います

普通にもっと人いると思ったけどね


ちょいちょい笑っちゃうところとかあります


脚本がいいなー
細田守の映画は当たり多いから少し期待していたけど
本当に期待通りでしたよ

 

 

 


最後に少しだけ
この程度ならネタバレにならないと思うのですが
ぼくらのウォーゲームとの比較をどうしてもしてしまいます

あと花札をよくやってたお陰で笑えました

この先はネタバレになります


なので内容的な話が多くなりますが


ネタバレなのでまだ見てない方は見ないでください

 

 

 

 

 

 

 

まず、OZの世界観というのがどうしてもデジモンに近いモノを感じてしまう
やはり内容的にも似ている

なぜあれ作ろうと思ったんだろう?

 

ただデジモンより少しリアルな話がいろいろと組まれているので

むしろそっちの方でドキドキしたり泣いたりできますね


仮想空間というアイディア自体はそれほど奇抜なものでもなかったです

そういう類のアニメの中で突出して奇抜だったのはやはり攻殻機動隊電脳コイルだろう
その2つにくらべれば仮想空間の設定の仕方と物語とのつながりではそれほど面白いものではなかった
だが、そこを詰めないのもある意味細田守らしい
そっち方向のアニメを作りたいわけではないと思うんだ


アイディア自体は奇抜でもなかったんですが
やはり仮想空間の描き方が細田らしい
ただこれはデジモン時代でもかなり出ていて
作画的に進化した点というのは単に数が増えたことくらいなんじゃないでしょうか
バトルシーンにおける作画としてもそれほど怖い感じは受ける・・・かなぁ
映画なのである程度以上の作画にはなっていますが、作画というかアングルとか
そういうものだけで感激するほど濃いものでもなかった

 


まぁ仮想空間とリアルのつながりに凄く違和感を感じますけどね

リアルな話はかなり行けました
ある意味現代的ではないんですが
そういうのをカバーする意味での仮想空間なんでしょうか


面白かったのはあんな家でもPCを使って普通に深夜一人でカタカタやってる子がいたことかw

 

まさかあのおばあちゃんが・・・
ってことは予告で全然おばあちゃんが出てこないのがあったけど
そういう暗示だったんですね

おばあちゃんのキャラはかなり好きでした

でもやっぱりおばあちゃんが亡くなったときのアングルが一番泣けましたね

あのアングルだとメインに見えるのが空なんですが

それを横に流しながらだったので凄く夏っぽいんだけど、悲しさというか
にじみ出てました

やっぱり泣きシーンの作り方は上手いですね

 

 

ただその後の展開がやはり細田流なのか
巻き返しがあってそのあと本当に盛り上がりますから


イカ釣り漁船がきたときにはマジで笑いました


まぁRX-7がぐるぐる回りながら来たときも笑ってたけどねw


最後の盛り上がりはたまらんでした

花札やっててよかった

得点配分がほとんど同じだったし


猪鹿得意だった俺として出てくる度にたまらん興奮を覚える
そして五光は今まで一回しか出したことないよ!